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ほぼ全編が市内で撮影された映画「ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春」が5月10日(金曜日)から公開されます。
人生100年時代と言われ、定年退職後・子育て後の人生が昔と比べて格段に長くなった現代。
厚生労働省は「高齢者が尊厳を保ちながら暮らし続けることができる社会の実現を目指して」様々な制度改革に取り組んでいるものの、高齢者の社会的孤独、認知症・介護などの問題も山積しています。本作は、この時代の中、人生の最期のページを意識し始めた71歳の主人公が、一歩を踏み出して様々な人と交流し、自分の人生は今この瞬間も輝いているべきものであると気づく、オリジナルの希望の物語です。
・出演:岩城滉一、高月彩良、淵上泰史、西尾まり、三浦誠己、貫地谷しほり(友情出演)
田山涼成、宮崎美子
・監督・脚本:久方真路
定年退職し、認知症だった愛妻も看取り、ひとり静かに暮らす福山健二。
最近物忘れに不安を覚えめた健二は、残りの人生を、息子家族にも誰にも迷惑かけずに過ごすため、健康維持を意識する。
そのひとつとして、市のコミュニティクラブに参加した健二は、同年代の橋本と出会い、さまざまな場所に出かけ、友好を深めていく。
ある日、橋本は水泳教室に健二を誘う。全く泳げない健二は躊躇するのだが、橋本の「出来ない事を出来るようになるのは愉快じゃないですか?」という言葉に後押しされ、参加を決める。
その教室には、夢破れ、若くして「残りの日々」を過ごす、香里がコーチとして勤めていた。
水泳を大切な「挑戦」であり「目標」だと考えはじめた健二に、次第に変化が訪れ――
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