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八千代市では、昨年、熱中症で救急搬送された方の約半数は、65歳以上の方で、そのうち屋内での熱中症が多く見られたのは、75歳以上の方でした。一方、屋外ではどの年代の方でも、熱中症を発症し、救急搬送されております。熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラートが発表されているときはよりいっそうの熱中症予防行動をお願いします。
熱中症は、高温多湿の環境下において発症しやすくなっています。特に高齢の方は、室内でも熱中症に注意が必要です。のどの渇きが感じる前のこまめな水分補給や冷房の利用をおすすめします。また熱が身体にこもらないように汗をかくことも熱中症予防につながります。適度に運動をして汗をかける身体づくりをしましょう。
どの年代の方でも、外出の際や外での作業をするときは時間を決めて休憩をとり、水分補給をすることが大切です。また、体調不調の時や寝不足、朝食を抜いたりした日は特に注意が必要となります。下記、熱中症の予防に心がけましょう。
国において、昨年まで熱中症の危険性に対する警戒を促すために「熱中症警戒アラート」を発表してきましたが、これに加えて令和6年4月24日から、熱中症による重大な健康被害を防ぐため、新たに「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始されました。「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合は、よりいっそうの熱中症予防行動をお願いします。
熱中症特別警戒アラートおよび熱中症警戒アラート運用期間(令和6年度)
4月24日(水)から10月23日(水)まで
発表時間: 熱中症特別警戒アラート 前日の午後2時
熱中症警戒アラート 前日の午後5時および当日の午前5時
「熱中症特別警戒アラート」とは、気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る重大な被害が生ずるおそれがある場合に発表されます。(都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における翌日の日最高暑さ指数[WBGT]が35に達すると予測される場合に発表されます。) また「熱中症警戒アラート」とは、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがある場合に発表されます。(府県予報区等のいずれかの暑さ指数情報提供地点における、日最高暑さ指数[WBGT]が33に達すると予測される場合に発表されます。) |
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【環境省】
本市における令和6年の熱中症に係る救急搬送状況について(調査期間:令和6年4月29日~令和6年10月6日)
熱中症による出動件数:1件、搬送人員:1人です。(令和6年5月7日現在)
年度 | 出場件数 | 搬送人員 |
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令和3年 | 49件 | 49人 |
令和4年 | 58件 | 58人 |
令和5年 | 88件 | 90人 |
気温や湿度が高い環境の中で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなる状態です。
八千代市健康福祉部健康づくり課より
子どもは体温調節機能が未熟なため熱中症になりやすく、高齢者は暑さを感じにくいなどのことから、自覚がないのに熱中症になる危険があります。
1 喉が渇く前に水分の補給を行いましょう
【水分補給が必要な時】
2 暑さを避けましょう
3 暑さに負けない身体づくりをしましょう
八千代市健康福祉課健康づくり課より
【千葉県庁】
【厚生労働省】