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我が国では、SDGsの考え方を踏まえ、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される「循環型社会」を形成することを目指し、「循環型社会形成推進基本法」に基づき、関連する施策を総合的かつ計画的に推進しています。
本市においても、循環型社会の形成を目指すため平成28年3月に「八千代市一般廃棄物処理基本計画(改訂版)」(以下、「前計画」といいます。)を策定し、市民・事業者・行政が一体となって、ごみ減量や資源化に取り組んできました。
令和3年3月をもって前計画の計画期間が終了となることから、前計画の取り組み状況等を評価のうえ、近年の循環型社会をめぐる情勢を考慮して、新たに令和3年度から令和10年度を計画期間とした八千代市一般廃棄物処理基本計画を策定しました。
八千代市一般廃棄物処理基本計画は「ごみ処理基本計画」と「生活排水処理基本計画」から構成されています。
循環型社会の形成のためには、ごみの発生抑制や排出抑制のほかに資源循環に向けた様々な取り組みが必要であることから、より一層の推進に向けReduce(排出抑制・減らす)、Reuse(再利用)、Recycle(資源循環)の3Rに、Refuse(発生抑制・断る)を加えた4Rの取り組みを推進します。
重点的な取り組みとして、可燃ごみに多く含まれている資源物となる紙ごみの分別や食品ロス削減を積極的に推進していくとともに、プラスチック製容器包装等の分別収集の実施に向け検討を進めていきます。
公共下水道の整備、合併処理浄化槽の設置促進などにより、日常生活に伴って排出されるし尿や台所、洗濯、風呂などからの生活排水の適正処理を推進し、河川環境の保全に向けた取り組みを進めていきます。