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食品ロスについて

ページID:0003828 更新日:2023年5月31日更新 印刷ページ表示

食品ロスとは

 まだ食べられるのに廃棄される食べ物のことを「食品ロス」といいます。日本では、年間約570万トン(令和元年度推計)の食品ロスが発生しています。これがどのくらいの量かを例えると、「国民全員が毎日ごはんを一杯ずつ捨てているのと同じくらいの量」、「世界の食糧援助量(約420万トン)の約1.4倍の量」になります。

食品ロスを無くすには

やっちの画像
やっち

 約570万トンの食品ロスのうち、約309万トンが食品産業から発生し、約261万トンが家庭から出ています。下記に食品ロスを減らすために何をしたら良いのかの具体例を挙げます。ここに載っている例以外にも取り組めることがあると思いますので、創意工夫し食品ロスを減らしましょう。

購入者として

  1. 買物に行く前に冷蔵庫をチェックし、すでに購入している物を重複して買ってしまわないように気をつけましょう。
  2. 購入した食品をすぐに食べる際は、商品棚の手前にある商品など販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ「てまえどり」を行い、販売期間が過ぎて廃棄されてしまう食品を減らしましょう。
  3. 賞味期限、消費期限の確認を定期的に行いましょう。「毎月、〇日は賞味期限、消費期限を確認する日にする」など、毎月の習慣にして継続していきましょう。
  4. 備蓄食料については、賞味期限が切れる前に食べ、計画的に入れ替えをしましょう。
  5. 外食では、食べきれる量を注文しましょう。

提供者として

  1. 食品の端材も料理に使い、生ごみを削減しましょう。
  2. 小盛りや小分けの料理を採用しましょう。
  3. 箸の進み具合に応じて声掛けして品数を減らすなどの対応をとり、減らした料理については金額を差し引くサービス等を検討してみましょう。
  4. 「注文した料理を食べきったらサービス券配布」等、食べきることをイベント化するなど、営業を工夫したりするのも一つの方法です。

ドギーバッグについて

 外食時に、注文した料理を食べきれずに残してしまったことはありませんか。
 ドギーバッグとは飲食店で食べ残した料理を持ち帰るための容器や袋のことです。
 飲食店で食べ残した料理は廃棄物になってしまいますが、ドギーバッグなどで持ち帰れば食品ロスを減らすことができます。
 食べ残した料理は、食品衛生上の問題を十分理解した上で、飲食店の許可を得て自己責任の範囲で持ち帰るようにしましょう。
 なお、飲食店の方が持ち帰りを許可する場合は、食品衛生上の注意事項等を十分に説明しましょう。

30・10運動にご協力ください

 12月、1月は忘年会や新年会等の宴会の時期です。毎年、宴会での食べ残しが問題となっており、飲食店から排出される廃棄物の中で一番量が多いものは食べ残し等による食品残さと言われています。
 宴会での食べ残しを減らす運動として、「30・10運動」という長野県松本市発祥の運動があります。30・10運動とは、乾杯後30分と宴会終了前10分前は料理を楽しみ、食品ロスを減らす運動」です。
 食品ロスの削減を総合的に推進することを目的とし、「食品ロスの削減の推進に関する法律」が令和元年10月1日から施行されており、食品ロス問題への注目が、より一層高まっています。
 宴会時には、30・10運動を積極的に実施していただくよう、ご協力をお願いします。

フードバンクとは

 フードバンクとは、まだ食べることができるのに、廃棄される予定の食品や食材を、家庭や企業などから引き取り、食べ物を必要としている人達や施設等へ無償で届ける活動のことをいいます。
 千葉県内では、フードバンクちばがこれらの活動を行っており、定期的に「フードドライブ」を開催しております。これらの活動を活用することは、生活に困窮している人の支援だけではなく、食品ロス削減にもつながります。

食品ロス削減アクションプランについて

 ごみの減量、及び貴重な食料の有効活用を図ることを目的として、平成31年4月から「食品ロス削減アクションプラン」を策定し、その後においても引き続き食品ロス削減の取組を実施するため、年度ごとに見直しを行い策定しています。
 なお、本市では可燃ごみのうち約3割が厨芥類で占められていることから、食べ残しなどを削減することが全体のごみ減量につながるとの認識の下、令和3年3月に新たに策定した「八千代市一般廃棄物処理基本計画」において、令和10年度までに、令和元年度における市民1人1日当たりの食品ロス量40.7gから12g削減する目標を定めています。

全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会

「おいしい食べ物を適量で残さず食べきる運動」の趣旨に賛同する普通地方公共団体により、広く全国で食べきり運動等を推進し、以て3Rを推進すると共に、食品ロスを削減することを目的として設立された自治体間のネットワークです。
活動内容は下記のとおりとなります。

  1. 「食べきり運動」の普及・啓発
  2. 「食べきり運動」に関する取組みや成果の情報共有および情報発信
  3. 前項のほか、食品ロス削減に関する取組みや成果の情報共有および情報発信
  4. 国、民間団体、事業者等との連携および協働
  5. その他、前条の目的を達成するために必要な事業

防災にも役立つ備蓄方法

ふだん食べている食品を少し多めに買い置きして、食べたらその分を買い足していくことを「ローリングストック法」といいます。
特別なものを買わずに、備蓄することができ、食品ロスの削減にもつながります。

啓発活動

 「八千代フリーマーケット」「八千代どーんと祭」等のイベント会場に啓発ブースを設置し、ごみ減量や食品ロス削減に関するパネルの展示、チラシの配布、アンケート調査などを実施しています。

資料

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