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近年、生活様式の変化と多様化に伴い、ごみの排出量が飛躍的に増大し、大量消費、大量廃棄の社会構造から、ごみの発生を抑制し、再使用、再生利用を促進する、循環型社会に転換していくことが必要となってきています。このようなことから、「廃棄物の処理および清掃に関する法律」および「八千代市廃棄物の減量および適正処理に関する条例」に基づき、本市では平成6年7月から「八千代市廃棄物減量等推進員」制度がスタートし、廃棄物の適正処理および減量化、資源のリサイクル等の推進を図るため、広く市民のうちから熱意と識見を有する人を求め、その方を廃棄物減量等推進員として委嘱し、ごみの減量と再利用の推進を図っています。
令和7年度の廃棄物減量等推進員の人数は83名(令和年6度は90名)となっており、各地域で活躍しています。
ごみの減量や適正な処理に関し、市の施策にご協力いただき、市民の皆さんと市の橋渡しの役割を担っていただいています。また、所属する区・自治会の区域内で、清掃ボランティアのリーダーとして活動をしています。
推進員の任期は1年以内ですが、同じ人が再度推進員になっても構いません。また、推進員が欠けた場合における後任者の任期は、前任者の残任期間としています。
| 時期 | 概要 | 内容 |
|---|---|---|
| 4月初め | 募集 | 市から市内のすべての区長・自治会長あてに推進員候補者の推薦を依頼する通知が送付される |
| 4~5月頃 | 推薦 | 区長・自治会長から推進員候補者の推薦書を市へ提出する |
| 5月頃 | 委嘱式のご案内 | 市から推進員候補者あてに委嘱式および第1回研修会の開催案内を送付される |
| 6月頃 | 委嘱 | 委嘱式および第1回研修会が開催され、推進員候補者が推進員として委嘱される |
(1)分別収集、ごみの減量を図るための地域と市との連絡調整
回覧物等の連絡等
(2)ごみの出し方の啓発、ごみ集積場所の美化
ごみを出す方法、時間、曜日の厳守についての啓発等
(3)分別収集に関する、地域でのPRおよび助言ならびに実践活動
リサイクルの啓発
(4)資源リサイクル運動の促進
集団回収等の資源回収運動の促進等
集積場所については、使用者の方々に自主的な管理をお願いしていますが、ごみの分別、排出が不適切な集積場所については、廃棄物減量等推進員が中心となって使用者の方と協力しながら、ごみの出し方の改善をお願いしています。
管理方法等については、実際にその場所を使用している皆さん方で協議して決めていただいていますが、管理の状態がよくない場合に、廃棄物減量等推進員が間に立って指導等をしています。
収集作業後に、集積場所に出されてしまったごみについて、「時間を守って再度出してください」「きちんと分別されていないので持ち帰ってください」などの貼り紙をしたりして、排出者に改善を促しています。
なお、活動に対する報酬はございません。
委嘱式(毎年6月中旬頃)、研修会(6月、11月) ※6月の研修会は委嘱式と同日に行います。
推進員活動に関するアンケートのお願い(任期の翌年度4月頃)

令和7年6月16日(月曜日)の委嘱式と同日開催の第1回研修会での配布資料の一部です。
・廃棄物減量等推進員の手引き(令和7年度) [Wordファイル/523KB]
・「ごみ減量学習会」のご案内 [Wordファイル/24KB]
・雑誌と雑がみの分別をお願いします! [Wordファイル/569KB]
・ホームページでの「ごみの分別検索機能」追加のお知らせ [Wordファイル/18KB]
毎年、推進員の活動を終えた方を対象に、アンケートを実施しています。令和6年度のアンケート結果は以下のとおりです。
「推進員活動に関するアンケート」集計結果(令和6年度委嘱者対象) [PDFファイル/219KB]
ごみの減量に係るちょっとしたアイディアなどを、地域の会合や日常の挨拶の場などで話をしたり、地域の方々のごみ減量に対する意識を高めたりして、地域のごみ減量に係るPRを実施しています。

八千代市ごみ減量キャラクター「再くるくん」
廃棄物減量等推進員のKさんにより、生ごみたい肥化容器(EM容器)による、生ごみの減量実践レポートをいただきました。