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やっちの歯っぴいスマイルページ~乳児編~
赤ちゃんの歯のこと、お口のお手入れのことで困ったら、このページを参考にしてね!
※八千代市歯と口腔の健康づくり推進会議母子部会作成
赤ちゃんの歯のことQ&A
Q.歯が生えてきたけど曲がっていて心配です
A.隣の歯が生えてきたり、お口周りの筋肉が発達することによって、曲がっていた歯が正しい位置になることがほとんどです。そのまま様子をみましょう。まれに矯正が必要になる場合もありますが、矯正治療を開始するのは早くても乳歯が生えそろう3歳以降です。
Q.歯みがきはいつから始めたらいいですか?
A.前歯が上下4本ずつ生えてきたら歯ブラシを使った歯みがきを始めてみましょう。
いきなり歯ブラシでゴシゴシみがくと赤ちゃんもびっくりしてしまうので、乳歯が生えてきたら清潔なガーゼ等で優しく拭き、お口の中を触られることに少しずつ慣れさせましょう。
お口の周りを触ってあげるなど、スキンシップの延長として楽しく心地よくできるといいですね。
Q.どのようにみがけばいいですか?
A.赤ちゃんをひざの上にあおむけに寝かせて口の中が良く見えるようにします。歯ブラシをペンを握るように持ち、歯ブラシを持った手を赤ちゃんのアゴや頬に当てて安定させ、軽い力でリズミカルに動かしましょう。
歯ブラシの毛先が歯ぐきなどに当たって痛かったリすることが、歯みがきを嫌がる原因になることもありますので、軽い力で優しくみがきましょう。
歯みがきをスタートしたら、むし歯予防のためにフッ素入りの歯みがき剤もぜひ使ってみてください。
Q.まだうがいができないので、歯みがき剤はつけない方がいいですか?
A.歯ブラシを始めるタイミングで、フッ素入りの歯みがき剤を使うことをおすすめします。
フッ素は「歯の質を強くする」「むし歯菌の活動を弱める」「初期のむし歯を修復する」という効果があります。
ブクブクうがいが上手にできるようになるまでは、米1粒の大きさの量を使いましょう。
歯みがき剤のフッ素濃度は900~1000ppmのものを選ぶようにしましょう。
みがき終わったらティッシュペーバー等で軽く拭きとっても良いでしょう。
なお、歯みがき剤はお子さんの手の届かない所に保管するようにしましょう。
また、歯みがきについては歯科医師等の指導を受けることをお勧めします。(令和5年4月改訂)
(参考)
日本小児歯科学会 4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法<外部リンク>
Q.指しゃぶりをするのが気になります
生後2~3か月頃になると指をしゃぶる赤ちゃんがみられます。赤ちゃんにとっての指しゃぶりは、大事な遊びの1つであり、感覚を発達させる効果があります。制限せずに見守ってあげましょう。
ほとんどの場合、「くせ」としての指しゃぶりにつながることはなく、指をなめることは自然に減っていきます。
ただし、長時間の指しゃぶりが、3・4歳過ぎても続く場合、上下の前歯がかみ合わない(開咬・かいこう)、前歯が前に出る(前突・ぜんとつ)など、かみ合わせに影響を与えることがありますので、その時には歯科医院で相談しましょう。
指しゃぶりによる開咬 ※「日本小児歯科学会ホームページ」から転載
Q.おしゃぶりは使ったほうがいいの?
A.おしゃぶりは長期間使うと、かみ合わせに影響が出ることがあったり、声を出したりおしゃべりをする機会が減るなどの影響が考えられることから、使う場合は、言葉を覚える1歳過ぎには減らし、遅くとも2歳半までにやめましょう。
赤ちゃんが泣いたり何か訴えたときは、まずは抱っこをするなど気持ちを受け止めてあげるようにし、おしゃぶりに頼りすぎないように気をつけましょう。
Q.哺乳ビンでイオン飲料を飲ませているとむし歯になりますか?
A.イオン飲料やジュースは糖分が多く含まれており、むし歯になりやすい飲み物です。特に寝ている間は唾液が出にくく、夜中に哺乳ビンで飲ませたり、そのまま眠ってしまうとむし歯のリスクが更に高くなるので気をつけましょう。
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