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中小企業・小規模事業者は、我が国の企業数の約99%を占め、従業員数でも約70%を占める、我が国の経済・社会の基盤となっている重要な存在です。将来にわたって、その活力を維持していくためには、円滑な事業承継によって事業価値をしっかりと次世代に引き継いでいくことが不可欠であります。
中小企業庁によれば、我が国の中小企業・小規模事業者の経営者の年齢のピークは66歳に達し、今後10年の間に70歳を超える経営者の数は約245万人となり、このうち約半数(全体の3分の1)について後継者が未定だとされています。まさに今後5年から10年の間に、多くの中小企業・小規模事業者が事業承継のタイミングを迎えようとしているわけです。
中小企業庁のホームページ<外部リンク>
後継者のいない中小企業・小規模事業者の事業承継を支援するため、国は「事業承継・引継ぎ支援センター」という機関を各県に設置し、支援を行っています。
事業承継・引継ぎ支援センターでは、親族・従業員による承継、M&A、企業再生、創業、廃業などの事業承継に関連した幅広い相談を取り扱っています。窓口では、事業承継に精通した専門家が秘密厳守のうえで相談対応を行います。相談は完全予約制・無料です。回数無制限です。
千葉県事業承継・引継ぎ支援センターのホームページ<外部リンク>
事業承継支援ネットワークちばは、千葉県内の商工会・商工会議所、金融機関、市町村などの支援機関および各士業団体が、事業承継支援を円滑に行うために組織したネットワークです。
事業承継に関するアンケートや、相談支援に向けた連携強化、経営者・支援担当者向けの事業承継セミナーの開催など、きめ細やかな個社支援を実施します。
無料のセミナーや相談会、助成金等の各種情報が掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
事業承継支援ネットワークちばポータルサイト<外部リンク>