ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 総務部 > 危機管理課 > 緊急地震速報に注意

本文

緊急地震速報に注意

ページID:0002125 更新日:2022年12月12日更新 印刷ページ表示

いざというとき身を守るために

 気象庁では、平成19年10月1日(月曜日)から「緊急地震速報」の全国的な提供を開始しています。

大きな揺れが到達する前に地震の情報をお知らせします

緊急地震速報

 緊急地震速報とは、強い揺れ(震度4以上)が来る前に、強い揺れが起こる地域名をテレビやラジオなどを通じて、皆さんにお知らせするものです。

  • テレビは字幕(テロップ)、ラジオは放送を中断して音声で放送する予定です。
  • 一部の携帯電話各社により、携帯電話への配信が計画されています。お問い合わせは携帯電話各社へ。

仕組み

 地震は、初期微動(P波)と呼ばれる小さな揺れと、主要動(S波)と呼ばれる大きな揺れが同時に発生します。P波はS波よりも速く伝わります(P波…秒速約7キロメートル、S波…秒速約4キロメートル)。
 この速度差を利用して、震源に近い地点でP波をキャッチし、震源の位置や地震の規模(マグニチュード)、想定される揺れの強さを自動計算。大きな被害をもたらすS波が到達する数秒~数十秒前に素早くお知らせします。
 ただし、震源に近い地域では、緊急地震速報が強い揺れに間に合わないことがあります。

新潟県中越沖地震でも速報

 この速報は、平成18年8月から、鉄道や病院、工場など特定の事業者に対して提供を開始しています。
 平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震では、震度6強の揺れがあった長岡市では3秒前、長野県飯綱町では20秒前に速報が出されました。

短い時間で被害を軽減

 緊急地震速報は、地震が発生してから強い揺れが来るまでの数秒~数十秒を活用して、地震による被害を軽減しようとするものです。例えば、電車やエレベーターを素早く制御したり、病院や工場などでは作業を一時中断したり、危険を回避することが可能になります。

緊急地震速報 利用の心得

 私たちは、緊急地震速報を見聞きしたら、短時間に身を守るための行動を取る必要があります。「緊急地震速報の利用の心得」を理解し、日ごろから地震に対する備えをしておきましょう。

家庭では

  • 頭を保護し、大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる。
  • 慌てて外に飛び出さない。
  • その場で火を消せる場合は火の始末をする。火元から離れた場所にいる場合は、無理して消火しない。

人が大勢いる施設では

  • 施設の係員の指示に従う。
  • 慌てて出口や階段などに殺到しない。

屋外では

  • ブロック塀の倒壊、自動販売機の転倒、看板や割れたガラスの落下に注意する。
  • 山やがけ付近では、落石やがけ崩れに注意する

乗り物で移動しているときは

  • 自動車運転中
     後続の車が情報を聞いていないこともあるので、慌ててスピードを落とさない。
     ハザードランプを点滅し、緩やかにスピードを落とす。
     大きな揺れを感じたら、道路状況を確認して安全な場所に停止する。
  • 鉄道・バスに乗車中
     つり革、手すりなどにしっかりつかまる。
  • エレベーター利用中
     最寄りの階で停止させ、すぐにエレベーターから降りる。

日ごろの備え

  • 家族で災害時の役割分担を決めておきましょう
    出火防止や初期消火などの役割分担を決めておきましょう。また、避難場所や避難経路、連絡方法を確認しておきましょう。
  • 家の点検・補強をしておきましょう
    柱や土台、屋根瓦などを点検しましょう。ブロック塀やコンクリート塀は、倒れないように補強を。
  • 家具やテレビなどには転倒防止器具を付けましょう。配置にも注意を
    新潟県中越地震では、負傷者の4割以上が、家具類の転倒や落下物によって負傷しました。家具をしっかり固定しましょう。
    また、家具の転倒は、けがだけでなく避難や救助の妨げになります。注意して配置しましょう。
  • プロパンガス、石油ストーブも安全対策を
    プロパンガスのボンベは、鎖でしっかり壁に固定しましょう。石油ストーブは、必ず耐震自動消火装置が付いた物を使いましょう。
  • 飲料水・生活用水を備えておきましょう
    1人当たり1日3リットルの飲料水が必要です。2~3日分を用意しておきましょう。
  • 防災袋、消火器の確認をしましょう
    防災袋の中身を点検し、期限が過ぎた物は新しい物に入れ替えましょう。消火器の使用期限は8年。年に数回は点検しましょう。

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすかったですか?
この情報をすぐに見つけられましたか?