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ジカウイルス感染症・デング熱などの蚊媒介感染症について

ページID:0003051 更新日:2022年12月12日更新 印刷ページ表示

蚊に注意しましょう

 5月から10月下旬までは蚊の活動時期のため、蚊に刺されないようにするほか、蚊の発生予防に努めましょう。
 ヒトスジシマカはデング熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱などの感染症を媒介する場合があります。

ジカウイルス感染症・デング熱などを媒介するヒトスジシマカについて

ヒトスジシマカの画像
ヒトスジシマカ

  • 卵は数日から1週間で幼虫になり、その後10日程度で成虫になります。
  • 成虫は、雑木林などに生息し、活動範囲は50m~100mとされています。
  • 朝方から夕方(特に日没前後)まで活動し、人がよく刺されるのは、茂みのある公園や庭の木陰、墓地などとされています。

蚊媒介感染症の予防について

蚊に刺されないための対策

  • 蚊が活発に活動する日中に屋外で活動する場合は、長袖・長ズボンを着用し、裸足でのサンダル履きを避けるなど、なるべく肌を露出しないようにしましょう。
  • 虫よけ剤などをこまめに使用し、蚊に刺されないようにしましょう。
  • 窓を開ける際は、網戸を使用し、屋内への蚊の侵入を防ぎましょう。

蚊の発生を防ぐための対策

  • 比較的小さい容器に溜まった水の中に蚊の幼虫(ボウフラ)が発生するため、家の周囲に水(雨水など)が溜まる容器を置かないようにしましょう。もし、置いた場合は容器の水を捨てましょう。
  • 蚊の幼虫は、約10日で成虫になるため、1週間に1回、容器に溜まった水を捨てることが効果的です。

【水が溜まりやすいもの】
植木鉢やプランターの水の受け皿、バケツ、空き缶、ペットボトル、古タイヤ、雨を除けのために被せたビニールシートのくぼみなど

ジカウイルス感染症について

 ジカウイルス感染症は、ジカウイルスを持った蚊に吸血されることにより、感染します。
 基本的に感染したヒトから他のヒトに直接感染するような病気ではありませんが、輸血や性行為によって感染する場合もあります。
 また、妊娠中にジカウイルスに感染すると、母体から胎児へ感染を起こすことがあり(先天性ジカウイルス感染症)、胎児に小頭症などの先天性障害を起こす可能性があります。

症状

 蚊に刺されてから2~12日(多くは2~7日)の潜伏期間の後、症状は軽度の発熱・発疹・結膜炎・関節痛・筋肉痛・倦怠感・頭痛などです。デング熱やチクングニア熱より軽症と言われ、2~7日程度で回復することが多いですが、海外の流行地域において、蚊に刺されてから数日後に軽度の発熱・発疹・結膜炎・筋肉痛・関節痛・倦怠感・頭痛等の症状が見られた場合は、医療機関を受診してください。

流行地域へ渡航される方、流行地域から帰国された方へ

  • 流行地域へ行く際は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないように注意しましょう。
  • 妊婦及び妊娠の可能性がある方は流行地への渡航は控えましょう。

また、性行為により、感染伝播が疑われている事例が報告されています。厚生労働省は性行為感染のリスクを考慮し、流行地域に滞在中は、症状の有無に関わらず性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨しています。
 なお、流行地域から帰国した男女は、症状の有無に関わらず少なくとも6か月、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨しています。

詳細については、ジカウイルス感染症について<外部リンク>(厚生労働省ホームページ)をご確認ください。

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