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食中毒を予防しましょう
令和5年7月13日に、千葉県健康福祉部から、食中毒警報が発令されました。
食中毒警報は、県内において真夏日(1日の最高気温が30度以上)が3日以上継続した場合に発令されます。
食中毒は1年を通じて発生していますが、特に、気温と湿度が高くなる時期は細菌の活動が活発になり、細菌による食中毒が多く発生します。細菌が原因の食中毒予防の3原則は「細菌を付けない・細菌を増やさない・細菌をやっつける」です。
食中毒は家庭でも発生しています。主な症状は、下痢、吐き気、腹痛、発熱などがあり、乳幼児や高齢者は重症化する可能性があります。
家庭でも以下のことに気をつけて、食中毒を防ぎましょう。
細菌を付けない(清潔・洗浄)
- 手洗いが基本です。調理中はこまめに、食事の前も手を洗いましょう。
- 生で食べる野菜や果物は、流水で土や汚れを洗い流しましょう。
- 肉類や魚介類などの汁が出るものは、ポリ袋などに入れて汁が他の食品につかないようにして保存しましょう。
- 調理器具は、用途別に使い分けましょう。
細菌を増やさない(迅速・冷却)
- 調理は迅速に行い、調理後は早めに食べましょう。
- 食品は室温に放置せず、冷蔵庫で保管しましょう。
- 1回で食べきれる分だけ作るようにしましょう。食べきれないと思ったら、箸をつける前に別の容器や食器に取り分け、ふたやラップをして冷蔵庫に入れましょう。
細菌をやっつける(加熱・殺菌)
- 食品、特に肉類や魚介類は、中心部まで十分に加熱しましょう。
- 食品を温めなおす時も、十分に加熱しましょう。
- 調理後、器具はよく洗いましょう。熱湯や塩素剤などで消毒すると、より効果的です。
食事のテイクアウト(持ち帰り)やデリバリー(配達・出前)で気を付けたいポイント
食事のテイクアウト(持ち帰り)や、デリバリー(配達・出前)を利用する時に気を付けたいポイントを紹介します。
- 1回で食べきれる分を注文する。
- 持ち帰る時は、保冷バッグや保冷剤を活用する。
- すぐに食べない時は、冷蔵庫で保管する。
- 温めなおして食べる時は、中心部まで十分に加熱する。