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溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)が増加しています

ページID:0043408 更新日:2023年12月27日更新 印刷ページ表示

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは、A群溶血性レンサ球菌という細菌によっておこる感染症です。学童期の子どもに多いですが、いずれの年齢でもかかる可能性があります。

 感染症発生動向調査において、2023年第50週(12月11日~12月17日)のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は、千葉県が「8.3人」となり、国が定める警報基準値「8」を超えています。

 全国的にも、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっていることから、手洗い・うがいをして感染を予防することが大切です。

症状について

・ 突然の発熱(38℃以上)、全身倦怠感、咽頭痛。しばしば、嘔吐を伴う。

・首のリンパ節の腫れや苺舌(舌が腫れ、イチゴのような赤い粒々が出来る)がみられることがある。

 潜伏期間は、2~5日です。ほとんどの場合、1週間以内に症状は改善しますが、まれに重症化し、喉や舌、全身に発赤が広がる猩紅熱(しょうこうねつ)に移行することがあります。合併症として、急性糸球体腎炎やリウマチ熱などを起こす場合もあります。

感染経路について

 主に、飛沫感染(咳やくしゃみに含まれる細菌を吸い込んで感染)、接触感染(汚染された手指、タオルなどの物品を介した感染)です。

感染予防のポイント

・飛沫感染、接触感染を防ぐため、手洗いやうがいなどの対策をしましょう。

・身近に患者がいる場合、濃厚な接触を避けましょう。

※予防のためのワクチンはありません。

​治療について

 ・抗菌薬による治療を行います。合併症を防ぐため、症状が改善しても医師に指示された期間、薬を飲むことが大切です。

 ・ご家庭では、安静と水分摂取を心がけましょう。

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