【令和6年4月1日開始】がん患者の医療用ウィッグや胸部補整具購入等費用の助成について

八千代市では、がんの治療に伴う外見の変化を補うための医療用ウィッグや胸部補整具の購入等費用の一部を助成しています。がん患者の方が、治療により負う心理的および経済的負担を軽減し、社会参画をしやすくするなどQOL（クオリティオブライフ）の向上を図ることを目的としています。

（1） 申請の時に八千代市に住民票がある方。
（2） がんと診断されて、治療を受けたことにより脱毛が生じた方や乳房切除を行った方。
（3） 過去に八千代市でも他の自治体においても同制度または他制度の助成を受けたことがない方。
上記の（1）～（3）にすべて該当する方が対象です。

申請期限は1年です。
購入日またはレンタル開始日の翌日から1年以内に申請する必要があります。

（1） 八千代市がん患者医療用ウィッグ及び胸部補整具購入等費用助成申請書(ページ下部から印刷できます)
（2） がんに関する治療方針計画書や診断書等（がん治療を受けたことが分かる書類）
（3） 医療用ウィッグや補整具の購入およびレンタル代として支払った時の領収書（原本の提出が必要です）
（4） 振込先が確認できる書類の写し（銀行名、支店名、口座番号が書かれている部分の通帳写し等）

(1) 購入：購入する前に申請に必要な書類を確認し、領収書の記載方法をお店の方に伝えましょう。
(2) 申請：必要な書類がそろったら、八千代市健康づくり課保健センターに申請します。郵送でも窓口へ持参でも受付可能です。
(3) 書類審査：不足書類がある時は健康づくり課から電話連絡します。日中連絡がとれる電話番号を申請書にご記入ください。
(4) 助成決定：助成の可否については郵送にてお知らせします。申請から助成決定まで1か月程度かかります。
(5) 助成金の受取：助成金の振込には、助成決定から1～2か月程度かかります。

(1) 領収書の日付が、申請時点で1年以内であること。
(2) 領収書の宛名がフルネームであること。「上様」や苗字のみは不可。
(3) 5万円を超える場合は、収入印紙の貼付が必要となります。
(4) 助成対象品であることが記載されている必要があります。送料等を含めた金額や品代と記載されている場合は、詳細な内訳が書かれた明細書を添付してください。
(5) 購入先の社名、住所、押印（購入先の担当者印でも可）が必要となります。
※領収書が複数に分かれている場合、日付の一番古いものが1年以内のものに限り、まとめてご提出ください。

申請は1人につき1回限りです。医療用ウィッグと胸部補整具はそれぞれ申請をすることができます。
▶医療用ウィッグ
助成する金額：上限30,000円まで（購入またはレンタルに要した金額）
対象となる治療：脱毛を伴う抗がん剤の使用や放射線療法などのがん治療を受けた方

▶胸部補整具
助成する金額：上限20,000円まで（購入またはレンタルに要した金額）
対象となる治療：乳房の切除を伴うがん治療を受けた方

Q1：領収書についてはコピーの提出でも良いでしょうか？
Q1：領収書は原本の提出が必要となります。記入内容は「領収書チェックポイント」をご参照ください。

Q2：子ども（未成年）が使用する医療用ウィッグも申請できますか？　
A2：申請可能です。申請書の申請者欄に保護者の方の氏名、使用者欄にお子様の氏名を記載してご提出ください。

Q3：約3年前に乳房の手術を受けたが、これまで胸部補整具を買ったことはなかった。これから購入しても申請できますか？
A3：手術をした日は関係ありません。乳房切除をした時の書類が残っており、胸部補整具を購入した日が、申請の1年以内であれば申請可能です。

Q4：乳房切除を行った際に胸部補整具の購入の助成を利用しました。その後、抗がん剤治療を始めることになったので医療用ウィッグを購入することにしました。改めて申請することは可能ですか？　
A4：申請可能です。胸部補整具と医療用ウィッグはそれぞれ申請を行うことが可能です。ただし各1回しか申請が行えないため、胸部補整具を2回申請することはできません。