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手足口病に注意しましょう

ページID:0053674 更新日:2024年8月20日更新 印刷ページ表示

 令和6年、第28週(7月8日~7月14日)において、定点あたりの報告者数が16.7(人)と流行のピークとなり、その後減少傾向ですが、依然として国が定める警報基準値(5.0)を上回っている状況のため、手洗いや咳エチケットなどの感染対策に努めましょう。

流行時期について

 手足口病は、子どもを中心に夏に流行するウイルス感染症です。口の中や手足などに水疱を伴う複数の発しんが出ることが特徴です。発症は2歳以下が半数を占めますが、小学生でも流行的発生が見られることがあります。

感染経路について

 飛沫感染(ウイルスが含まれた咳、くしゃみのしぶきを吸い込んで感染)、接触感染(汚染された手指、タオルなどの物品を介した感染)、糞口感染(便と一緒に排泄されたウイルスが口に入って感染)により感染します。

症状について

潜伏期間:3~5日

主な症状:口の中、手のひら、足底や足背(足の甲)などに2~3mmの水疱を伴う複数の発しん、発熱、食欲不振、のどの痛み。

 

予防と対策について

・アルコール消毒が効きにくいため、流水とせっけんによる手洗いをこまめに行いましょう。

・排泄物を適切に処理しましょう。(おむつ交換の際など)

・咳やくしゃみが出たら、マスク、ティッシュ、ハンカチ、袖口などで鼻と口を覆うなど「咳エチケット」を心がけましょう。

・感染者との密接な接触は避け、タオルや寝具などの共用を避けましょう。

・よく触れる場所や器具の消毒を行いましょう。

 手足口病は、治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄され、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあるため、発病した人だけを長期間隔離しても有効な感染対策とはならず、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。

​子どもが手足口病にかかってしまったら

 特別な治療方法はなく、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。ほとんどの場合、自然に軽快するため過度に心配することはありません。

 ただし、まれに髄膜炎や脳炎といった中枢神経系の合併症や心筋炎などが起こる場合があるため、経過観察をしっかりと行いましょう。

 高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこがでない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、医療機関への受診をご検討ください。

 受診を迷った場合や夜間・休日の場合は、「こどもの救急」<外部リンク>などのWebサイトを参照したり、#8000(こども医療電話相談)にご相談ください。

関連ホームページ

手足口病の流行について<外部リンク><外部リンク>(千葉県ホームページ)

手足口病<外部リンク>〈外部リンク〉(厚生労働省ホームページ)

手足口病とは<外部リンク>〈外部リンク〉(NIID国立感染症研究所ホームページ)

 

 

 

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