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国民健康保険、後期高齢者医療制度の還付金詐欺に注意
還付金詐欺が多数発生
最近、電話で市役所などの行政機関の職員を装った不審な人物が、医療費や保険料の"還付手続き”のため金融機関等の口座番号を聞き出す、ATMに誘導する等の事例が多数発生しています。
還付金詐欺の特徴
還付金詐欺には以下のような特徴があります。いずれか1つでも当てはまれば、還付金詐欺と考えられます。
- 実在するような組織名、担当者名を名乗る。
→国民健康保険、後期高齢者医療制度に関する事務は八千代市では「国保年金課」が行っています。 - 金融機関等のATM端末へ行くよう指示する。
- 実際には書類を送付していないのに、「事前に、書類を送付しました」と言う。
- 書類の送付なしに、「過去5年分ほどの医療費で多く払いすぎている分があるので返します」と言う。
- 「手続きの詳細については銀行のコールセンターを通じて案内します」と言う。
→その後、実際に銀行のコールセンターの職員を名乗る者から電話がかかってくるようです。
注意点
もし、医療費や保険料の「還付をします」という電話がかかってきた場合は、以下の点に注意してください。
- 事前の申請や通知をもっての手続きとなり、書面で行います。
※突然、電話をかけて「お金を返します」という案内をするようなことはありません。
※保険料の還付金や高額療養費については、該当する人に事前に書面で通知し、提出していただいた申請書に記入もれなどの不備がある場合などを除いて、市役所から電話をすることはありません。 - 金融機関等のATM端末へ行くように指示をすることはありません。
※ATM端末の操作をしていただき、その場でお金をお支払いすることはありません。
※還付金は指定された口座に後日入金します。
国保年金課では、保険料徴収のために職員が電話をかけたり、自宅を訪問することはありますが、業務を民間事業者には委託するようなことは行っていません。
自宅を訪問する際は身分証を携帯しています。
もし、電話がかかってきたら
もし、あやしい電話がかかってきたら、以下のような行動をとってください。
- 相手の名前や組織名、用件などのメモをとってください。
- 市役所に電話をして、事実を確認してください。
※指示されたとおりにはせず、必ず市役所に電話をしてください。
※電話の相手から伝えられた電話番号にはかけないでください。 - 個人情報は絶対に言わないようにしてください。
- 警察へ連絡し、詳細を伝えてください。