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紹介します!令和4年度の男女共同参画センター主催講座

ページID:0001271 更新日:2023年3月17日更新 印刷ページ表示

男女共同参画センターの主催講座

男女共同参画センターでは、様々な講座を開催しています。
これまで行った講座の内容を紹介します。

働く女性のためのイライラ・モヤモヤとの付き合い方

  • 講師日時 令和5年2月25日(土曜日)午後2時~4時
  • 場所 男女共同参画センター 講習室
  • 講師 心理カウンセラー 柴田清加氏

 長く働き続けたり、良好な人間関係を保ったりするために、イライラやモヤモヤなど怒りの感情をコントロールできることが大切です。
 怒りの感情は、幼少期に周りの大人に抱いた欲求を抑圧したことで生まれた「悲しい」や「寂しい」などの「第一次感情」が置き換わったものとされています。「第一次感情」を書き出すワークや、エゴグラムで自分について考える時間を持ちました。
 怒りには相手に真剣さが伝わるなどのメリットがあると同時に、上手に表現できないと後悔や相手の怒り・恨みを生むなどのデメリットがあります。いくつかの怒りをコントロールするテクニックが紹介され、マインドフルネスを体験しました。また、「第一次感情」の手放し方など怒りを生まない自分をつくる方法について解説がありました。
 講師の実体験を交えた様々なアドバイスがあり、参加者からは「仕事に生かしたい」「これからまた頑張る勇気が出た」などの感想がありました。

絵本で深めよう”自分らしく”って何?

  • 日時 令和5年1月29日(日曜日)午前10時30分~午後0時30分
  • 場所 男女共同参画センター 講習室
  • 講師 【前半】絵本日和の本棚@文光堂店主 佐藤由美氏 【後半】ミスター・ゲイ・ジャパン2021グランプリ Hiro氏

絵本で深めよう講師 前半は、他のうさぎと色が違う主人公が旅をする中で色々な出会いが生まれ、気づきを得る絵本「ピンクいろのうさぎ」の読み聞かせの後、参加者が感想を発表しました。「“自分らしく”で思いつく本」もあわせて紹介してもらいましたが、それぞれの視点から様々な本が選ばれていました。講師からは、違う立場の2人が友だちになる「にんぎょのルーシー」と、マーメイドにあこがれる孫とおばあちゃんのお話「ジュリアンはマーメイド」も紹介されました。
 後半は、前半の感想をふまえて、講師が中心となり参加者が自由に意見を交換しました。性の多様性や、「男らしさ」「女らしさ」への考え方などをどうやってアップデートしていくのか話し合いました。

 

 

男性のための介護基礎講座「あなたもケアメンになろう」(全2回)

  • 第1回:令和4年11月18日(金曜日) 午前10時~11時30分 【場所】八千代台東南公共センター ホール 【講師】社会福祉法人 翠燿会 グリーンヒル八千代台 理学療法士 武田ことみ氏、介護福祉士 上囿順子氏、介護支援専門員 大竹暁氏
  • 第2回:令和4年11月25日(金曜日) 午前10時~11時30分 【場所】男女共同参画センター 講習室 【講師】八千代台地域包括支援センター 主任介護支援専門員 竹内朗子氏、社会福祉士 房間優子氏

 第1回は、車いすの体験と、衣服の着脱・車いすへの移乗の見学でした。まず、講師から車いすの扱い方を聞き、ペ車いす体験の様子アを組んで会場内のコースをまわりました。スロープや段差に苦労しつつも、介護する側とされる側がコミュニケーションしながら和気あいあいとした雰囲気の中で体験が行われました。どんなパジャマが良いのか、身体の移動のコツなど、たくさんの質問がありました。

 

 


介護基礎知識の講義の様子 第2回は、講義で介護に必要な基礎知識を学びました。介護が必要となる事例のひとつに認知症があります。認知症は病名ではなく症状のことで、症状に最初に気づくのは本人であり、苦しんでいることを理解した上での接し方の基本姿勢と具体的な対応のポイントについての解説がありました。また、頼れる相手がどれだけいるかや自分ができることについてチェックリストで確認しました。そして介護保険制度の説明後、講師からは「孤立せず介護サービスをうまく使うなど気持ちに余裕をもって介護をしてほしい、何かあったときには地域包括支援センターに電話してください」と話がありました。

講演会「江戸時代の遊郭・遊女・遊客の実像―性差(ジェンダー)の歴史から現代社会を考える―」

横山百合子氏

  • 日時 令和4年10月29日(土曜日)午後1時30分~3時45分
  • 場所 八千代台東南公共センター ホール
  • 講師 国立歴史民俗博物館名誉教授 横山百合子氏

 女性史を通して、市民の皆さんに、現代社会が抱える女性に関する問題を考えるきっかけにしてほしいと、当センターが支援する女性史学習団体「らいてうの会」と共催し、毎年、公開講座を行っています。
 中世の遊女は歌や踊りのほか売春を含む宿泊業などを営んでおり、遊女自身が経営権を握り、母から娘へ受け継がれる家業でした。ところが戦国時代以降になると男性経営者が人身売買により女性を集め売春を行わせるようになり、遊女は経営権を失います。
 江戸時代になると幕府が遊郭に営業許可を与え、同時に非合法の売春を取り締まらせました。遊女は土地や建物と同様に商品として扱われたほか、売り上げの1割が町奉行所に上納されるなど、遊郭は江戸の経済にも組み込まれていました。また、大店(おおだな)の経営者は奉公人のモチベーションを高めるために、遊郭を活用していました。
会場の様子 最後に、店主の横暴に耐えかねて、公儀に訴えるため火付け事件を起こした遊女たちの日記が紹介されました。その中には、生活の様子や、遊郭でどんな暴力が行われていたのかについてくわしく記されています。講師からは「遊女たちは日記を書くことで、自分たちの経験を見つめ、どのように生きていくのかを考えるきっかけが生まれたのではないか」とお話がありました。
 今回は、62名の参加者があり、「江戸の遊女の搾取システムは、現代にも地続きで引き継がれていると思いました」「遊女が日記を書かずにはいられない気持ちがわかりました」などの感想がありました。

パパと子どものふれあい広場

講座の様子

  • 日時
    1. 令和4年9月4日(日曜日)午前10時30分~正午、
    2. 令和4年9月19日(祝日)午前10時30分~正午
  • 場所 八千代台東南公共センター ホール
  • 講師 天野明子氏

 子どもは2~3歳になると、意思の疎通ができるようになり、親子でのふれあい遊びが楽しくなってきます。そんな楽しい時間を過ごすためのヒントをたくさん詰めこんだ講座を行いました。
 第1回は、「グーチョキパーで何作ろう」といった手遊びや「ひざエレベーター」といった運動遊びなど、ちょっとした待ち時間や自宅で、おもちゃが無くても一緒に楽しめる遊びをたくさん紹介しました。子どもたちは、パパとの遊びに大喜び。工作の時間には、折り紙をちぎって紙コップに貼り、ミノムシを作りました。
 第2回は、ミニミニ運動会です。最初に、みんなで、ダンスの準備体操を踊ったあと、3チームに分かれて障害物リレーを行いました。電車ごっこ、風船運び、魚釣りなど、慣れない競技ばかりでしたが、親子で力を合わせて競技を楽しんでいました。
 2回とも遊びの時間の後には、子どもたちをスタッフが預かり、パパたちは交流会を行いました。初対面での交流会でしたが、積極的に意見交換が行われ、参加者からは悩みを共有できて安心した、他のパパの話が聞けて参考になった、などの感想がありました。

女性のための就職サポート講座「最近の就職情報と採用担当者が会いたくなる応募用紙の書き方」

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  • 日時 令和4年7月15日(金曜日)午前10時~正午
  • 場所 男女共同参画センター 講習室
  • 講師 【第1部】船橋公共職業安定所就職支援ナビゲーター【第2部】2級キャリア・コンサルティング技能士 清水知子氏

 第1部では、新型コロナウイルス感染症による社会の変化やその中で働く女性たちの状況、求人と求職のバランスなどについて、講師から説明がありました。事務職など女性に人気の職種は採用の間口がせまく、就職活動対策や自身の市場価値を高めることも必要になります。その際は、ハローワークのサービスや、職業訓練をぜひ活用してほしいという話もありました。
 第2部では、再就職活動の際に戸惑いがちな応募用紙の書き方や面接の受け方についての説明がありました。最近増えているリモート面接については、イヤホンやライトなど準備しておいた方がよいものや、目線の位置など面接を受ける際のポイントについての話もありました。今回初めて、再就職への思いを皆で共有する時間も設けました。それぞれの発表に対して、講師はアドバイスや励ましの言葉をかけていました。

女性のための就職サポート講座「家庭と両立させるキャリアプラン」

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  • 日時 令和4年7月7日(木曜日)午前10時~正午
  • 場所 男女共同参画センター 講習室
  • 講師 2級キャリア・コンサルティング技能士 清水知子氏

 自分に合った働き方をするためには、まず自分自身を知ることが大切です。はじめに、働きたい目的や理由を、チェックリストを使って明確にしました。その上で、ワークシートに記入しながら、好きなことやできること、長所や短所などを整理し、自分に合う働き方や、そのために必要な準備について考えました。専門性のある人を採用する「ジョブ型雇用」が増えており、スキルアップに取り組んで自分の価値をあげていくことも必要です。子育てが落ち着いた後に資格を取得し、キャリアを積み重ねてきた講師の、実体験をまじえた話もありました。

“市制施行55周年記念事業”男女共同参画週間事業「起業からつながる・つなげるシンポジウム」

シンポジウムの様子

  • 日時 令和4年6月18日(土曜日)午後1時30分~4時30分
  • 場所 総合生涯学習プラザ 多目的ホール
  • 司会 大同知子氏

 女性の活躍を推進するため、起業が女性の働き方の選択肢であること、また、ビジネスを地域コミュニティの活性化へとつなげていく可能性を知ってもらうため、自身の困りごとをヒントに起業し、今では全国展開する事業に成長させた女性起業家の講演会と、市内の女性起業家、地域づくり関係者のパネルディスカッションを行いました。当日は起業や地域づくりに興味のある人など、86人の参加があり、活気あふれるシンポジウムとなりました。

第1部 基調講演「地域をつなげた起業ストーリー ~幸せのサイクルを生んだ学生服リユース~」

<講師>学生服リユースShopさくらや 株式会社サンクラッド 代表取締役 馬場加奈子氏

馬場加奈子さん 馬場さんは、「子どもの制服が高いので誰かからもらいたいが、どうやって相談したらいいかわからない」という自身の困りごとが、社会の困りごとだということに気づき、起業を志しました。
 毎日10回のブログのアップを自分に課したほか、ポスティングなどの地道な広報活動やビジネスコンテストへの参加などによってメディアに取り上げられ、広告宣伝費がない中でも知名度をあげていき、現在では全国に約100店舗をもつ事業に成長させました。
 体操服の洗濯を障がい者就労施設に、名前の刺繍とりを地域の高齢者に依頼するほか、特別支援学級の生徒など障がいを持つ人の居場所づくりにも取り組むなど、常に地域循環を考えながらビジネスを行っています。また、いろいろな立場の女性が働いていることをふまえ「無理しなくていい、継続が大切」と伝えるなど、ママたちが働きやすい環境について考えています。
 「いろいろな人が地域共感型ビジネスに取り組んでいけば、地域はもっと活性化されるのでは。自分の目線、女性の視点がビジネスの種でした。八千代市も地域共感型ビジネスを作っていくことが大切です。」と参加者に向けて、アドバイスもありました。

第2部 パネルディスカッション「起業からつながる・地域をつなげる」

<パネリスト>

  • 学生服リユースShopさくらや ちば八千代店代表 池上優子氏
  • Warm Heart Coffee代表 佐野奈美子氏
  • 八千代市地域振興財団理事長・八千代市観光協会会長 杉山智基氏
  • 八千代商工会議所専務理事 田中宏行氏

パネルディスカッションの様子 女性起業家の二人からは、起業して良かったこととして、「こんなお店があってよかった」とお客様に言われたことや、落ち込んだり悩んだりもするが、壁を乗り越えられるようになったことなどがあげられました。
 融資が受けづらいこと、どういう流れで起業すればよいか分からなかったことが困ったという二人。田中さんからは創業塾の紹介、杉山さんからは人の集まるところに出店をお願いするなどの起業家への支援をしていきたいというお話がありました。
 「八千代市がもっと元気になるには」というテーマの意見交換では、「リユースできない学生服を有効利用する“手芸部”を立ち上げるなど、さくらやを交流の場にしていきたい」と池上さん。佐野さんは、「SNSを活用し若い世代とコラボして、八千代ふるさと音頭でも歌われている“若いまち”八千代をアップデートしたい」、田中さんは、「“八千代カレー”などの食の取り組みやお祭りなどを積極的にやっていくこと、市民同士・市民と行政・市民と事業者のつながりを作っていくことを大切にしたい」、杉山さんは、「新川遊覧船など、八千代に人を呼ぶ、好きになってもらい定住してもらう、『子育てするなら八千代で』と思ってもらえるような取組を行っていきたい」とそれぞれの思いを語りました。

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