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紹介します!令和5年度の男女共同参画センター主催講座

ページID:0036411 更新日:2024年4月23日更新 印刷ページ表示

男女共同参画センターでは、様々な講座を開催しています。
これまで行った講座の内容を紹介します。

めざせ“にじいろ”!クラフトバンドでリボンを作ろう

  • 講座の様子日時 令和6年3月9日(土曜日)午後2時~3時半
  • 場所 男女共同参画センター 講習室
  • 講師 クラフトバンドかご作家 小林愛氏


 市内で活動する性的マイノリティとアライの会「にじいろコンパス」と協力し、クラフトバンドかご作家の講師を迎えて、クラフトバンドでリボンのチャームを作りました。

リボン

 ひとつは虹色、もうひとつはそれぞれ自由に選んで作りました。たくさんの種類のクラフトバンドの中から好きな色合いを選ぶのは難しく、参加者は迷いながら熱心に選んでいました。チャーム作りは、講師がテーブルをまわって指導するのを、にじいろコンパスのメンバーもサポートしました。近所のお店のことや性的マイノリティのことなどおしゃべりしながら、キーホルダーや髪留めなどにしました。

 チャーム作りの後は、にじいろコンパスのメンバーへの質問の時間を設けました。疑問に思っていることや、自分の経験談などについてみんなで話しました。虹色のものを身につけることで性的マイノリティへの支援の気持ちが伝わるということを聞き、早速バッグにリボンをつける人もいました。

やちよ女性防災カフェ「考えよう!みんなが安心できる避難所って?」(全2回)

  • 日時 【第1回】令和6年2月2日(金曜日)午後1時~3時半【第2回】令和6年2月5日(月曜日)午後1時~3時半
  • 場所 八千代台東南公共センター ホール
  • 講師 株式会社EnPal 代表取締役 金藤純子氏、市危機管理課職員

講座の様子​ 地域防災への女性参画を目指し、防災について学び意見を交換する「やちよ女性防災カフェ」を行いました。

 第1回は、はじめに市危機管理課職員が、八千代市で起こる震災の想定や、避難所がどのようなものかなど、八千代市の防災について講話を行いました。災害が起こったときには「自分の命は自分で守る」という「自助」や「自分たちのまちは地域のみんなで守る」という「共助」が大きな力になるというお話がありました。

 次に、2018年の西日本豪雨で被災した講師の講話を行いました。避難するかしないか家族内で意見が分かれたり、避難の際に道が通れないなどの混乱、2階まで浸水した自宅の災害直後の様子、片づけ時の困難などの体験談が紹介されました。次に日本の地形や人口移動と災害の関係の解説、様々な被災地での避難所運営の事例紹介などがありました。グループワークでは、被災したときに自分や家族がどんなことに困るかについて書き出し、班で意見をまとめて発表しました。

講座の様子 第2回は、班に分かれてHUG(ハグ・避難所運営ゲーム)を行いました。参加者は、小学校の避難所運営委員会になり切り、避難してきた人への対応や、トイレ設置などへの対応を疑似体験しました。被災状況や家族構成など事情もバラバラの避難者をどうやって配置するか、限られた環境の中で課題をどう解決するか、積極的に意見や疑問点を出し合いました。避難エリアを居住地域でまとめるのか被災状況でまとめるのか、単身者や高齢者、障害のある人やペットを飼っている人への配慮など、様々な意見があがりました。HUGの後には、班で感想や考えたことなどをまとめて、発表しました。助け合いがしやすいよう、その人が配慮して欲しいことや特技・持っている技術を、他の人が一目でわかるような目印をつくるなど具体的なアイデアも提案されていました。​

 30人の申込があり、グループワークでは積極的に意見が交換され、講師に対して多くの質問が出るなど、「みんなが安心できる避難所づくり」へ向けて取り組んでいこうという参加者の熱気に満ちていました。

男性のための介護基礎講座「あなたもケアメンになろう」

  • 日時 令和5年12月15日(金曜日)午後1時~3時
  • 場所 【第1部】男女共同参画センター 講習室【第2部】八千代台東南公共センター ホール
  • 講師 【第1部】八千代台地域包括支援センター 生活支援コーディネーター 氏家和紀氏【第2部】株式会社ヤマシタ 船橋営業所 福祉用具専門員 渡辺大樹氏、金井陽平氏

講座の様子 第1部は、介護の基礎知識についての講義をとおし、認知症を例に介護する人と当事者の思いを考えました。講師から認知症で行動や心理に起こる症状についての説明の後、具体的にどのような対応をしていけばよいのか、症状ごとに解説がありました。症状が起こる原因は人それぞれで、本人が何を伝えようとしているのか理解しようとする姿勢を持ちながら、少しずつ原因を減らしていくことが支援の基本であるというお話がありました。また、近くの席の人と介護で困っていることや、そのことに対してどのような工夫をしているかを話し合いました。

講座の様子 第2部は、介護に関する3つの体験を行いました。1つ目は、車いすに乗る側と操作する側の体験です。段差や傾斜などもあるコースで、乗っている人が安心できるように声をかけるなど講師から学んだポイントに注意しながら操作を行いました。2つ目はベッドから車いすやトイレへの移乗体験です。手すりのあるベッドと無いベッドそれぞれから、福祉用具のシートなども使って移乗を行いました。参加者はどのように体を安定させるかなど講師の解説に積極的に質問をしながら熱心に聞いていました。3つ目は、AIによる歩行状態の解析で、それぞれの状態に合った運動トレーニングの紹介がありました。その他にも、様々な種類の歩行器や杖などを展示し、福祉用具を実際に試すことができました。​

男女共同参画センター・八千代台東南公民館共催                          「パパと子どものふれあい広場」

パパ子ども

  • 日時 令和5年11月18日(土曜日)午前10時半~正午
  • 場所 八千代台東南公共センター ホール
  • 講師 天野明子氏
  • ファシリテーター 藤井直樹氏

 父親の育児参画推進を目指し、2~3歳の子どもと父親を対象に開催しました。

 父親と一緒に集まった子どもたちは元気な子・少し緊張している子・眠っている子など様々でした。「ロケット発射」では、みんなで声を合わせて「3.2.1ゼロ!!」とカウントダウンし、子どもたちは父親に高く持ち上げられ、笑い声と笑顔があふれていました。そのほか「ひざエレベーター」「おさるの親子」などいろいろな遊びを子どもたちと一緒に体験した父親たちも、汗だくになりながら楽しんでいました。父親同士の交流会では、先輩パパを交え、子育ての困りごと・悩みごとなどについて、各家庭での解決方法を紹介し合いました。産後の妻・赤ちゃん・上の子どもとの生活では、どんな育児の方法をしているのか、また在宅ワークへの家族の理解についても話題になっていました。参加者からは、講座回数を増やしてほしい、他のパパとも同じような悩みを交換出来てよかった、などの感想がありました。

女性のための起業応援セミナー・個別相談会
「好きを仕事に~一歩踏み出す勇気で夢をかたちに!~」

  • 講師日時 令和5年11月1日(水曜日)午後1時~講義、午後3時~個別相談
  • 場所 男女共同参画センター 講習室
  • 講師 千葉県よろず支援拠点コーディネーター 尾久陽子氏(講義・個別相談)、平賀千晴氏(個別相談)

 起業とはどういう働き方かというお話のあと、税金や社会保険など起業することで起こる暮らしの変化や、起業したいという思いを形にし成功させていくための考え方やステップについて説明がありました。成功する要素のひとつに「オンリーワンであること」があります。ハードルが高いように感じますが、実例を交えながら、エリアや客層、自分自身の属性など視点をしぼれば「オンリーワン」を見つけることができるというお話がありました。

 参加者が発言できる時間も多くあり、自己紹介は市内にどんな起業家や起業を目指す人がいるのか知る機会ともなりました。また、参加者が抱えている課題について話し合う時間には、積極的に意見が交換されていました。

 個別相談会では、それぞれの質問や悩みごとについて講師による熱心なアドバイスが行われていました。また、八千代商工会議所と市商工観光課の担当者から、八千代市の創業支援などについて紹介がありました。

 

女性のための就職サポート講座1「家庭と両立させるキャリアプラン」

  • 講師日時 令和5年9月8日(金曜日)午前10時~正午
  • 場所 男女共同参画センター 講習室
  • 講師 2級キャリアコンサルティング技能士 清水知子氏

 新しく仕事を始めるには、キャリアプランをたて、準備することが大切です。キャリアプランとは、自分と向き合い、自分のできること、関心があることなど、5年後・10年後を具体的にイメージしながら、資格の取得なども取り入れて計画を立てることです。現在の雇用のニーズは、DX(デジタルトランスフォーメーション)(※)に関わる人材といわれており、業務においても必要なスキルの習得・知識の学び直し(リスキリング)が求められます。講師からは数年前に取得した資格が、今の社会のニーズに合い、結果として新しい仕事が増えたという経験談があったほか、働き方が多様化するなかで、こだわりをもち、スキルアップして自分の価値を高めることが必要との話がありました。

(※)DX…情報技術(IT)を用いて製品・サービス・組織などビジネスの世界で変革を起こし、新しい価値をうみだすこと。

女性のための就職サポート講座2「最近の就職情報と採用担当者が会いたくなる応募用紙の書き方」

  • 講師​​日時 令和5年9月15日(金曜日)午前10時~正午
  • 場所 男女共同参画センター 講習室
  • 講師 【第1部】船橋公共職業安定所 就職支援ナビゲーター【第2部】2級キャリアコンサルティング技能士 清水知子氏

 第1部では、コロナ禍による社会の働き方の変化や、現在の雇用情勢の話がありました。人気の高い事務職は、AI(人工知能)に移行されていくと予想され、就職は依然厳しい状況にあるのに対し、介護や福祉職は人材不足が続いています。今求められるビジネススキルの一つ目は、IT・デジタルに関するスキル、二つ目は、持ち出し可能なポータブルスキル(※)であると説明がありました。ハローワークの支援の一つである求職者支援訓練を受講し、スキルアップすることや、求職に便利なインターネットサービス「求職者マイページ」を開設し、ハローワークからのおすすめ求人情報を受け取るなど、積極的にハローワークを活用してもらいたいと紹介がありました。

 第2部では、応募用紙の書き方や面接の受け方について説明がありました。採用担当者は、応募用紙のどこを見ているのかなどの解説や、面接で第一印象を良くするポイントに加えて、最近増えているリモート面接での照明の使い方や目線についてもアドバイスがありました。さらに面接を受ける時には、ホームページなどで応募した企業のことをよく調べ、採用担当者への質問を準備することは必須であり、それによって自身の働くイメージがわき、自分に合う職場であるか、分かりやすくなると話がありました。

(※)ポータブルスキル…コミュニケーション能力・問題解決能力・リーダーシップなどの、職種の専門性の以外に、業種や職種が変っても持ち運びができる職務遂行上のスキル。

 

男女共同参画週間事業
トランスジェンダー・元なでしこリーグ選手の「世界一なんでも聞いていい、ジェンダーの話し」

講師

  • 日時 令和5年6月24日(土曜日)午前10時~11時30分
  • 場所 八千代台東南公共センター ホール
  • 講師 ミュータントウェーブ。(あさひさん、おおちゃん、まささん:写真左から)

 自分についてもっと考えて知ることで、自分と自分以外の誰かをもっと大切にするきっかけとしてほしい…。メディアなどでも活躍中の「ポップなジェンダリスト」、ミュータントウェーブ。の皆さんによる講演会を行いました。

 「LGBTQ+(※)は男女とは別で自分とは違う」という人も多いですが、本当にそうなのでしょうか。私たちの性を主に構成する4要素(生物学的な性・性自認・性表現・性的指向)の組み合わせについて、講師などの例を見ながら考えました。「私たち3人も、同じトランスジェンダーだからといって、すべて同じではありません。人の数だけセクシュアリティがあり、自分がどうなのか考えてみると、いろんなパターンがあると思う」と話がありました。

レインボーフラッグ 自分たちに何ができるのか、その一例として「アライ」についての話もありました。色々な違いを理解して支援する人のことで、当事者であるかないかは関係ありません。表明方法の一つとして「レインボーフラッグ」があり、その6色を取り入れた商品やロゴの紹介がありました。また「彼氏・彼女」を「パートナー」と言い換えたり、侮蔑的に使われてきた「ホモ・レズ・バイ」ではなく「ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル」を使うなど、言葉を言い換える具体例の紹介もありました。

 質疑応答の時間には、たくさんの質問があり、「単純に男子の制服が着たかった。好きなものを選べることがベストだと思う」「性自認と一致した身分証明書になったことで、生活しやすくなり、ストレスがなくなった」など、自身の経験を交えて回答がありました。

 参加者からは「人の数だけの生き方、個性があることを知った」「ほとんど知らなかったが、講演を聞いて少しでも”知りたい”と変われたのではないかと感じた」「人を大切にするために自分を知り、大切にしたいと思う。常に一人一人を尊敬する気持ちで生きていきたいと思った」などの感想がありました。

<<3人からのメッセージ>>

あさひさん「自分や人が何が好きか嫌いかを知ると、自分のことも人のことも知れると思う」
まささん「できることから、自分ごととして考えることから、始めていってほしい」
おおちゃん「そもそも人とは違うとわかっていても、同調を求めたり、自分と違う意見が出てくるだけで、自分のことを反対しているという気持ちが出てきてしまうと思う。違う意見は必ずあるので、上手に自分と相手の気持ちに付き合っていってもらえたら嬉しい。今日の話を大切な人一人に伝えてくれることで、アライの輪は広がっていくと思う」

(※)LGBTQ+ レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クイアまたはクエスチョニングの頭文字にそれ以外の性を表す「+(プラス)」を加えた言葉。性的マイノリティの総称としても使われる。

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