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紹介します!令和6年度の男女共同参画センター主催講座

ページID:0056659 更新日:2025年4月11日更新 印刷ページ表示

男女共同参画センターで開催した講座の内容を紹介します。

働く女性のためのイライラ・モヤモヤとの付き合い方

  • 日時 令和7年3月8日(土曜日)午前10時~正午
  • 場所 緑が丘公民館 集会ホール
  • 講師 心理カウンセラー 柴田清加氏

講師 心理分析チェックリストを使って、エゴグラム表を作成し、自分の心の特徴や状態について分析・理解することから講座が始まりました。ストレスを抱えやすい人は、完璧主義だったり「○○しなければならない」などの考え方があったり、そうでない人は、自己肯定感が高く物事を大きな枠組みでとらえられるなど、有名人を例にあげて、解説がありました。認知行動療法のワークでは、ストレスを感じたことを書き出し、悩みや問題を見つめて、悲しみや怒りの感情を数値化しました。次に、弁護士になった気持ちで自分を援護する言葉を書き出して、感情の数値がどう変化するかを比べました。この方法を毎日続けることで、物事や自分、他者を肯定的にとらえることができるようになり、日頃のストレスの軽減に繋がります。また、身体を動かす簡単なストレス解消法としてみんなでスキップをしてみると、会場の雰囲気が一瞬でリラックスしました。講師からは、「相手の言葉や行動にとらわれないで、自分を大切にすることにエネルギーを使って欲しいです。嫌なことを思い返すと、記憶が強化されます。嫌なことでいっぱいにしないで、楽しいことでいっぱいにしてください」というお話しがありました。

“ジェンダー”ってなんだろう?子どもと考えたいときに読む絵本

  • 講師写真日時 令和7年1月25日(土曜日)午後1時30分~午後3時30分
  • 場所 TRC八千代中央図書館 研修会議室
  • 講師 絵本コーディネーター 東條知美氏

 TRC八千代中央図書館との共催講演会を行いました。

 「絵本は子どもからお年寄りまで一緒に共有できるものです。ジェンダー等、今、社会の中で価値観にゆらぎがあるようなテーマを考えるのにぴったりです」という言葉から、講演は始まりました。

 自分らしく生きたい、幸福に生きたいと願うとき、「こうでなければいけない」「〇〇はこうだ」という決めつけは障壁となります。社会状況やそれを象徴する物語を描く絵本を始め、テレビや映画などを通して、子どもたちの置かれた立場、男らしさ・女らしさといったバイアスがかった表現について、思いを馳せ考える時間となりました。世界各国の絵本の紹介もあり、「誰かの心を傷つける権利はない。それをしっかり心に留めて絵本を選びましょう」というアドバイスがありました。

講演会の様子 最後に「多様な人々の存在や生きづらさ、社会や子どもの状況を知り、想像してほしい。決めつけないで、受け止めてほしい」というお話しがありました。終了後は、会場内に展示された絵本を手に取ったり、借りていく参加者の姿が多数見られました。

講師おすすめのブックリスト [PDFファイル/400KB]

やちよ女性防災カフェ「避難所の仮設トイレを作ってみよう!」

  • 日時 令和6年12月11日(水曜日)午前9時半~12時半
  • 場所 市役所第1・2会議室
  • 講師 株式会社EnPal 代表取締役 金藤純子氏

講師 始めに、水害を経験した講師から、災害時は下水道や上水道が破損していつものように水洗トイレが使えなくなり、簡易トイレや避難所の仮設トイレを使用する生活になることや、トイレを我慢することから起こる健康被害などのお話しがありました。その後、班に分かれて市危機管理課職員の説明の後、仮設トイレの組み立てを体験しました。参加者は、説明書を読み上げる人、箱から部品を取り出す人など、自然に役割分担ができ、休憩時間も使って最後まで完成させていました。

講師 仮設トイレの設置後、体験をとおして気づいた点や疑問に思ったことなど、危機管理課職員も交えて話し合い、防災ブザーの設置や清潔に使用するための注意書きを事前に準備しておくなど解決方法を発表しました。講師からは「災害時の困難は、阪神淡路大震災から30年間変わっていません。仕事や子育て、介護など色々な立場を持つ女性は、多くのことに気づきます。いつ起こるかわからない災害に対して、これからを変えていくのは自分たちだ!という気持ちで、気づいたことを声にあげてください。それが自分や家族、近所の仲間を助けることになります​」というお話しがありました。

男女共同参画センター・八千代台東南公民館合同開催
「パパと子どものふれあい広場」

  • 日時 【第1回】令和6年11月16日(土曜日)午前10時半~正午
       【第2回】令和6年11月30日(土曜日)午前10時半~正午
  • 場所 八千代台東南公共センター 5階ホール
  • 講師 天野明子氏、家庭教育指導員 
  • ファシリテーター 藤井直樹氏

講師 第1回は、親子遊びと父親交流会、第2回はザガズー広場(絵本の読み聞かせ)を行いました。親子遊びでは、毎日家庭でできる遊びで子どもが父親の膝に乗ったり、抱っこされるなど親子で触れ合う遊びを体験し、子どもたちの笑い声やかわいい笑顔があふれました。絵本の読み聞かせでは、たくさんの絵本を並べて子どもたちに好きに選んでもらい、父親が読む体験をしました。「絵本は読まなくても一緒に眺めるだけでもいいですよ」と講師からの声かけがありました。また、親が絵本を読む姿を子どもに見せることや、指が発達する時期に図書館にある布絵本に触れることなどが子どもが絵本に興味を持つきっかけづくりにもなるとお話しがありました。父親同士の交流会では、日ごろ感じている子育ての困りごと・悩みごとなどについて、話し合いました。多くの参加者が悩んでいるイヤイヤ期については、良いこと悪いことの線引きの方法など、子どもに合わせた親の対応について、講師からアドバイスがありました。

男の料理 ビギナーズ編「豚のしょうが焼きランチを作ろう!」

  • 日時 令和6年10月23日(水曜日)午前10時~午後1時
  • 場所 男女共同参画センター 調理室
  • 講師 小野沢旬子氏

調理の様子と完成した料理 料理初心者の男性を対象に、男女共同参画センター支援団体のクッキング男塾の協力で、講座を行いました。

 調理実習は米とぎからスタート。講師からコツを聞きながら米をとぎ、炊飯器にセットしました。つづいて講師が料理の手順を実演しながら説明し、参加者は「ゆっくり切った方が、細い千切りキャベツができますよ」「塩分は少なめの量から始めて味見をしましょう」などのポイントを熱心に聞いていました。

 その後、班に分かれて調理実習を行い、クッキング男塾のメンバーが料理に慣れていない人をサポートしながら、3品の料理を完成させました。自分たちで作った熱々の料理を食べて、会話もはずみました。

女性のための就職サポート講座1「私らしいキャリアプラン」

  • 日時 令和6年9月6日(木曜日)午前10時~正午講師
  • 場所 総合生涯学習プラザ 多目的ホール
  • 講師 2級キャリアコンサルティング技能士 清水知子氏

 

「私らしいキャリアプラン」を自分でみつけるにはどうしたらよいでしょうか?講師からは「自分ができること・世の中から求められていること・自分のやりたいこと、この3つがマッチングすることを目指すことが大切です。働き方については、なんとなくこうしたい、ではなく、具体的に目標を立てることが大切です。」というお話しがありました。

 自己分析のワークに取り組むことで、仕事・学習・活動の経験や興味があること・好きなことなどの棚卸をし、自分に合った働き方や10年後をイメージしたキャリアプランを考える時間になりました。

女性のための就職サポート講座2「最近の就職情報と採用担当者が会いたくなる応募用紙の書き方」

  • 日時 令和6年9月12日(木曜日)午前10時~正午
  • 場所 総合生涯学習プラザ 多目的ホール 
  • 講師 【第1部】船橋公共職業安定所 就職支援ナビゲーター【第2部】2級キャリアコンサルティング技能士 清水知子氏

 

講師 第1部は、現在の雇用情勢と就職情報についてのお話でした。現在、介護・福祉職などサービス業は慢性的な人手不足ですが、人気の事務職は求人倍率が1割を切るなど、求人と働き手の求める仕事がアンバランスな状況です。これからの就職活動で大切なのは、労働市場を分析することとデジタル社会に適用できるスキルを身につけることです。ハローワークには、面接や履歴書についての相談や、スキルアップできる公的職業訓練への紹介制度があることなど、様々な就職支援があるというお知らせがありました。

講師

 第2部では、応募用紙の書き方や面接の受け方について説明がありました。応募用紙は読む人の立場になって作成することが大切です。採用担当者は「一緒に仕事をしたらどうなるか?」を見ているので、応募する企業について調べ、自分が入社したら仕事にどう取り組むのか具体的に記入しましょう、とアドバイスがありました。また、応募用紙はすぐに提出できるようにパソコンで作成するなど準備しておき、興味のある企業の求人が出たら迷う前に応募すること。できるかできないかではなく、まずはやってみる!それから悩んでもいいんですよ、というお話しがありました。

 

男女共同参画週間事業
「被災地から学ぼう!命と健康を守る避難生活」

  • 日時 令和6年6月23日(日曜日)午後1時半~4時
  • 場所 八千代台東南公共センター ホール
  • 講師
    第1部:「八千代市の防災」市危機管理課
    第2部:「避難生活で健康被害や関連死を出さないために~高齢者・障害者・子ども・女性などの視点から」減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表 浅野幸子氏 

帰宅困難者のために開設した避難所の様子.jpg 第1部では、危機管理課職員が市内の地震被害の想定・安全を確保する行動・避難所について講話を行いました。まず、在宅避難を想定して、水・トイレ・食料などの1週間分の備蓄、家具の固定やガラスの飛散防止などの準備をしておくことが大切です。また、震度5強以上の地震が起きると、避難所を開設して、自主防災組織・自治会長・市の職員・避難してきた人たちが協力して避難所運営を行います。避難生活では、被災者一人ひとりの協力・助け合いが不可欠ですという話しがありました。

講師 第2部では、始めに過去の震災の写真を見ながら、講師の被災地での体験についてのお話しがありました。
   過去の災害では、性別によって役割が分けられ、女性は避難所の食事や清掃などを担いながら、家事・育児・介護をしなければならず疲弊してしまいました。女性・子どもへの暴力や、在宅避難者への支援が行き渡らずに、孤立してしまう問題も起こりました。
  このような課題を解決するためには、どうすれば安全安心な避難所運営ができるのか、災害が起きる前から、復興までを視野に入れ戦略的に考えることが大切です。物資の整理や分配・トイレの設置・子どもが安全に過ごせる場所づくり・妊婦や赤ちゃんへの配慮や要支援者へのケアなど、普段から行っている人が、積極的に避難所運営に関わって意見を出すことが重要です。
  男女共同参画の視点をもち、様々な人が地域防災に参画する必要がありますが、急速な少子高齢化や、単身世帯・共働きが増えている中、地域のリーダーを担う人の確保が難しくなっています。講師からは、中心となるメンバーは少数でも、災害時に地域に残される女性・シニア世代・中学生以下の子どもたちも防災チームの一員になるなど、多様な人たちを集めることで、いざとなったときには、周囲の人にも声をかけ助け合えるような仕組みがつくれれば、と解決のヒントとなるお話しがありました。

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