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レッツさんかく!第16回「ライフステージで変わる女性の健康課題」
腹痛や腰痛、メンタル面の不調などを抱える人が多い生理(月経)。個人差はありますが、生理は一生で約450~500回あるとされ、女性は人生の大半の期間、毎月、生理とつきあうことになります。
日本では1947年から生理休暇が法制化されていますが、男性上司への申請のしにくさや、利用者の少なさ、休んで迷惑をかけたくないという理由から、生理休暇を取得する人はあまり多くありません。
女性は、女性ホルモンの急激な変化などにより、生涯を通じてライフステージごとに心身の状態や健康課題が変わります。離職やパフォーマンスの低下など、女性特有の健康課題(月経困難症やPMS、更年期障害、婦人科がん)による経済損失は約3.1兆円と言われています。周囲の理解が深まることや、休みが取りやすい働き方を選べることなどが、働きやすい環境づくりにつながります。
◆女性の健康推進室ヘルスケアラボ<外部リンク>
女性が直面する健康課題(月経関連症状、妊娠・出産に関すること、更年期症状等)について、ライフステージ別の女性の健康ガイドや、知っておきたい病気のセルフチェックポイントなどを情報提供しています。