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紹介します!令和7年度の男女共同参画センター主催講座
男女共同参画センターで開催した講座の内容を紹介します。
男女共同参画週間事業「婦人科ドクターに聞きます!ホルモンバランスのトリセツ」
- 日時 令和7年6月22日(日曜日)午後1時30分~3時45分
- 場所 八千代台東南公共センター ホール
- 講師 露仙堂クリニック院長 柳堀厚氏
更年期は英語では踊り場という意味をもつ「クライマテリック」と表現され、人生という階段を登っていく過程における転換期です。「更年期を幸年期にするために」をテーマに、長年多くの女性を診察してきた現役医師による講演を行いました。
はじめに、女性ホルモンの役割や変化、更年期障害の症状など、女性の健康や更年期についての基礎知識を学びました。次に、更年期障害を改善したいと婦人科に行った場合の診察や検査についての説明があり、実際の問診票にも記入してみました。更年期障害は、様々な診療科に関連する症状があるので、心理療法も含めて、それぞれに合った治療法が必要です。症例と併せたホルモン補充療法と講師が専門にしている漢方治療についてや、周囲の人たちにも参考になる、「相手の話のありのままを受け入れる」など診察中に心掛けている傾聴のポイントのお話しもありました。
ホルモンバランスを維持するために大切なのは、食事・運動・睡眠に加え、リラックスすることや推し活など何か興味を持つこと、無理をしないこと、一人では頑張らないこと。そして、一番大切なのは、自分の体は自分で守ることだそうです。
ロビーでは第一生命経済研究所の協力で「乳がん触診体験・隠れ脳梗塞チェック」の体験ブースが設置され、たくさんの人が足を止めて解説に耳を傾けていました。