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農薬を使用するすべてのみなさまへ
庭の樹木の消毒作業に関する苦情が寄せられています。風向きによっては、消毒作業による臭いや薬剤が、周囲の窓を開けている家や洗濯ものを干している家に被害を与えることがあります。やむを得ず消毒作業を行う際は、事前に周辺の住宅に周知するなど、十分配慮したうえで行うようにしてください。
周囲を気にせず 農薬を散布していませんか?
学校、保育所、病院、公園等の公共施設、街路樹、住宅地とこれに近接する森林等、および住宅地に隣接した家庭菜園・市民農園を含む農地の管理にあたっては、農薬の飛散を原因とする、住民や子ども等への健康被害が生じないよう、できるだけ農薬を使用しない管理を心がけましょう。
また、農薬を散布しなくてはならないときは、適正に使用し風のある日はさけるなど飛散防止に努め周辺環境への十分な配慮をお願いします。
農薬には、作物や樹木に発生する病害虫の防除を目的に散布するものの他に、ガーデニングや家庭菜園用のスプレー式の殺虫剤や殺菌剤、芝生等の雑草対策で使用する除草剤なども含まれます。
農薬使用の回数と量を減らすために
- 病害虫や雑草の早期発見に努めましょう。
- 農薬の定期散布はやめましょう。
- 栽培前に、病害虫に強い作物や樹木、品種について検討しましょう。
- 連作を避け、病害虫が発生しづらい栽培方法を実施しましょう。
- 農薬以外の物理的な防除(害虫の捕殺など)を優先して行いましょう。
農薬を使用するときには
- 飛散しない農薬を選びましょう。
- 農薬を散布するときには、風の無い日など天候や時間帯を選びましょう。
- 事前に十分な周知を行いましょう。
- むやみに農薬を混ぜる、使用基準を守らないなどの使い方は絶対やめましょう。
農薬の飛散軽減、住宅地を含む周辺環境への農薬による影響を防ぐため、ご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。詳しくは以下のホームページ等をご覧ください。