都市計画施設

　道路、都市高速鉄道、公園などの都市計画施設は、安全で快適な都市生活、機能的な都市活動、産業活動などのために必要不可欠な施設です。都市計画施設は、土地利用、交通等の現在および将来の状況を勘案し、適切な規模および配置とし、都市を形成する上で、骨格をなす都市計画施設の計画を都市計画で定めています。

道路

　道路は、通過交通を受け持つ自動車専用道路、国道・都道府県道などの幹線道路から地域内の交通を処理する区画道路まで、規格・規模の異なるさまざまな路線で構成され、体系的なネットワークを形成して、人と車の円滑な交通を確保するとともに、市街地形成の基本となるものです。
　また、道路は交通を処理するばかりでなく、公共公益施設（ライフライン）の収容空間・都市防災上のオープンスペースとしてなど、多面的な役割を果たしています。

• 都市計画道路早見表

　八千代市では、令和3年3月末現在、都市計画道路を33路線、約73.9kmを都市計画決定しており、約45.5km（約61.6％）が整備済となっています。

都市高速鉄道

　都市高速鉄道は都市内、または都市間を結ぶ大量輸送機関として、道路とともに都市交通の根幹をなすものです。
　八千代市では、京成電鉄と東葉高速鉄道（都市高速鉄道第1号線）の2路線が東京都心または他の都市とを結んでいます。東葉高速鉄道（都市高速鉄道第1号線）は、都市施設として都市計画決定されています。

駐車場

　駐車場は円滑な交通を確保するうえで基本となるものです。
　八千代市では自転車駐車場1ヶ所（約3,200平方メートル、駐車台数約1,800台）を都市計画決定しており、開設されています。

公園・緑地

　公園・緑地は、市民の休息、鑑賞、遊戯、運動その他レクリエーション、災害時の一時避難場所などとして、人々に利用される財産であり、快適で安全な都市空間を創出し、良好な環境を形成していくことを目的に設置されているものです。
　八千代市では、公園や緑地が適正に配置されるよう都市計画決定をしています。

下水道

　下水道は、私達の日常生活に不可欠な施設で、浸水の防止、汚水の排除、トイレの水洗化といった生活環境の改善のみならず、河川等の公共用水域の水質を保全するためにも重要な施設です。
　八千代市は、流域関連公共下水道（印旛処理区）に入っており、地理的条件により12処理分区に分けて計画し、普及率の向上を目指して順次整備を進めています。令和3年3月末普及率（総人口に対する処理人口の割合）は92．5％で、県内でもトップクラスを誇っています。

汚物処理場

ごみ焼却場

学校