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新川千本桜植栽事業

ページID:0004078 更新日:2022年12月12日更新 印刷ページ表示

新川千本桜植栽事業とは

 新川両岸に約1,200本の桜を植栽し、新川を桜の名所にしようというのが新川千本桜植栽事業で、花を通じたまちづくりを市民と市が協力して進めるものです。

 平成12年度は八千代ライオンズクラブからの寄付金により、大和田排水機場~村上橋間の東岸(村上側)およそ800mに染井吉野78本を植栽しました。平成13年度から15年度にかけては市民のみなさまに寄付を募りました。応募者の中から抽選による当選者には、植樹した桜に自分のプレートを掛け、桜の管理をお願いしています。

 事業の対象区域は、大和田排水機場から阿宗橋までで、主に染井吉野、陽光、河津桜の3品種で構成しています。新川にかかる橋(宮内橋、富士美橋、八千代橋、平戸橋、神尾橋)のたもとには、十月桜、寒桜、兼六園菊桜、駿河台匂(するがだいにおい)、八重紅枝垂(やえべにしだれ)を植栽しています。詳しくは下段の新川千本桜植栽図を参照してください。

※新規募集の予定はありません。

新川千本桜植栽事業の植栽経緯

樹種 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成21年度
そめいよしの
染井吉野
78本         78本
ようこう
陽光
  484本 10本   28本 522本
かわづざくら
河津桜
    422本 206本 67本 695本
じゅうがつざくら
十月桜
  8本       8本
かんざくら
寒桜
  4本       4本
けんろくえんきくざくら
兼六園菊桜
  4本     4本 8本
するがだいにおい
駿河台匂
    8本     8本
やえべにしだれ
八重紅枝垂
    4本 2本   6本
78本 500本 444本 208本 99本 1,329本

 新川千本桜・古桜

新川千本桜植栽図

 新川千本桜の植栽されている位置および各樹種の特徴は次のとおりです。

新川千本桜植栽図の画像

 新川千本桜植栽図[PDFファイル/120KB]

凡例・各桜の説明

凡例 植栽場所 樹種 植栽数 開花時期 各桜の説明
黄色 大和田排水機場~村上橋 そめいよしの
染井吉野
78本 3月下旬頃~4月上旬頃  淡紅色。エドヒガンとオオシマザクラとの種間雑種と考えられる栽培品種。江戸後期に江戸染井村から「吉野桜」の名で広まった。花付きがよく生育も早いことから観賞用のサクラとして人気を呼び、明治期になると全国的に広く植栽され名前も‘染井吉野’とされた。今では海外でも数多く植栽されており、日本を象徴する栽培品種となっている。
桃色 宮内橋近辺~八千代橋 ようこう
陽光
522本 4月上旬頃  紅紫色。愛媛県の高岡正明により、カンヒザクラに「天城吉野」を交配して作られた栽培品種。「天城吉野」は遺伝研の竹中要がオオシマザクラにエドヒガンを交配して作った固体。‘染井吉野’の開花期に大輪で紅色の花が咲くので人目をよく引く。若芽は緑褐色で花の後から伸びる。テングス病に罹らない。
赤色 八千代橋~阿宗橋 かわづざくら
河津桜
695本 2月中旬頃~3月中旬頃  淡紅色~紅紫色。カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種と考えられる栽培品種。静岡県河津町では3月上旬に満開となる。1950年頃に伊豆半島で見つけられた若木が河津町の民家に移植された。その樹に‘寒桜’よりも濃い淡紅色で大きな花が咲くようになり‘河津桜’と呼ばれるようになった。
黄緑色 宮内橋付近 じゅうがつざくら
十月桜
8本 10月中旬頃~4月上旬頃  淡紅色。八重咲。マメザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられる栽培品種。秋から春にかけて咲くコヒガンの中で八重咲きのものを‘十月桜’として分類する。10月頃から咲き始め翌春にも咲く、年2回花を咲かせる珍しい桜。江戸後期から広く栽培されていたと思われる。
黄土色 富士美橋付近 かんざくら
寒桜
4本 2月下旬頃~3月上旬頃  淡紅色。カンヒザクラとヤマザクラの種間雑種と考えられる栽培品種。秋から咲き続ける‘冬桜’などを除くと、サクラの栽培品種の中では最も早くから開花する。江戸後期から関東以南の暖地で広く栽培されている。松山市の「薄寒桜」や熱海市の「熱海桜」なども‘寒桜’に分類される。カンヒザクラと異なり花弁は淡紅色で平開する。
水色 八千代橋付近 けんろくえんきくざくら
兼六園菊桜
8本 4月下旬頃~5月上旬頃  淡紅色~濃紅色。花弁数は100~300ある。サトザクラの栽培品種。石川県金沢市の兼六園に原木があり、1928年に国の天然記念物に指定されたが1970年に枯死し、現在は後継樹が植えられている。原木は孝明天皇(1831~1866)より下賜されたと伝えられる。花は細い花弁が球のようにつく菊咲きで二段咲きをすることもある。外側の花弁は淡紅色だが中心部は濃紅色となる。若芽は緑褐色で花と同時に伸びる。別名御所桜。
緑色 平戸橋付近 するがだいにおい
駿河台匂
8本 4月中旬~4月下旬頃  白色。サトザクラの栽培品種。オオシマザクラは花に香があることが多いが、‘駿河台匂‘は香が特に強い。原木は江戸の駿河台(東京都千代田区)にあったといわれており、江戸後期から栽培されている。若芽の色は紫褐色で、5から8枚の正常な花弁に加えて数枚の旗弁があることが多い。白い花弁は質感が薄く先端に細かい切れ込みが多い。
橙色 神尾橋付近 やえべにしだれ
八重紅枝垂
6本 4月上旬頃  紅色~淡紅色。エドヒガンの栽培品種。江戸初期から栽培されており「糸桜八重」と記録されている。明治期に宮城県仙台市長であった遠藤庸治が、数多く植えたことから「遠藤桜」とも呼ばれる。エドヒガンの中で枝が枝垂れて花が紅色の八重咲きの型である。花弁は細長くねじれた形で平開しない。正常なめしべが1~2本長く突き出る。若芽は黄緑色で花のあとから伸びる。ふつう樹高は5m程度であまり高くならず庭園樹として植えられることも多い。

 新川千本桜・古桜

ボランティア活動について

 新川千本桜植栽事業委員会(市民、花と緑の基金、造園協会、市が参加)が、「市民の参加により植栽した桜については、市民の参加で維持管理していただく」という事業目的に沿って、ボランティアの募集を行いました。

 この募集により、平成15年4月17日に「新川千本桜の会」が発足(発足時会員数117人、平成20年度末142人)し、現在もご尽力いただいています。平成21年度には第44回さくら祭り中央大会(財団法人日本さくらの会主催)において、「さくら功労者」の表彰を受けました。当活動に興味のある方は、市役所公園緑地課までお問合せください。

ボランティア活動の様子1ボランティア活動の様子2
ボランティア活動の様子3ボランティア活動の様子4

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