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市民栄誉賞
平成28年度に創設された制度で、国際的規模又は全国的規模のスポーツ競技会又は文化芸術コンクールで顕著な成績を収めた市民や、社会貢献活動に従事された市民に対して、他の市民に希望と活力を与え市の名を高めた栄誉をたたえ、贈られます。表彰者は市長が決定します。
これまでに表彰され4名の皆様のプロフィールを紹介します。(敬称略)
山田 里津(やまだ りつ)
- 平成28年度授与
- 平成27年 第45回フローレンス・ナイチンゲール記章 受章
- 概要
フローレンス・ナイチンゲール記章は、赤十字国際委員会が顕著な功績のあった看護師に2年に一度授与する世界最高の記章で、各国赤十字社総裁から授与されます。
第45回は世界で36名が受章、日本では2名が受章し、日本赤十字社名誉総裁である皇后陛下から直接記章を授与されました。
八千代少年少女合唱団
- 平成28年度授与
- 平成28年 花とライオン児童合唱音楽賞 受賞
- 概要
これまでにも平成15年に天皇皇后両陛下御成婚50周年御前演奏を行ったほか、平成12年に「カンテムス国際合唱コンクール」で金賞を受賞、平成6年に「歌う若人国際合唱コンクール」で世界第3位となるなど輝かしい成績を収めてきました。
稲田 弘(いなだ ひろむ)
- 平成30年度授与
- 2018年アイアンマン・ワールド・チャンピオンシップで最高齢完走記録を更新
- 概要
2012年アイアンマン・ワールド・チャンピオンシップにおいて日本代表として出場し、日本人初の年代別(80歳~84歳)優勝者となりました。同年には、八千代市よりスポーツ・文化功労章を授与し、2018年の大会(当時85歳)においても16時間53分50秒で完走を果たし、自身が持つ世界最高齢完走記録を更新しました。
※アイアンマン・ワールド・チャンピオンシップは、1978年に世界初のトライアスロンレースとして開催されて以来、毎年アメリカハワイ島を舞台に行われているレース。世界中で行われる予選を勝ち抜いたトップアスリートだけが参加することができる世界最高峰の大会。水泳3.8km・自転車180.2km・マラソン42.195kmと、オリンピック競技(水泳1.5km・自転車40km・マラソン10km)に比べ4倍以上の226kmの距離で競われる。
角田 夏実(つのだ なつみ)
- 平成30年度授与
- 第18回アジア競技大会柔道女子52kg級及び2018ワールドマスターズ広州大会で優勝
- 概要
八千代市立勝田台中学校、県立八千代高校出身で、2016年の実業団個人選手権2位、講道館杯で優勝、12月に開催されたグランドスラム・東京では、IJFワールド柔道ツアーで初優勝を飾りました。2018年は、第18回アジア競技大会柔道女子52kg級で優勝、その功績から県知事賞を受賞しています。その後も、2018ワールドマスターズ広州大会でも優勝を果たすなど、2020年に開催される、東京オリンピックへの出場が期待されます。