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第1回「生きやすい子に育てる~子育ては記憶づくり~」
生きやすい子に育てる ~子育ては記憶づくり~
令和元年度第1回家庭教育講演会を開催しました。
- 日時 7月3日(水曜日)午前10時~正午
- 場所 総合生涯学習プラザ 2階 多目的ホール
- 講師 鶯千 恭子 氏(ナーチャーウィズ株式会社“育ち”研究開発室 室長)
- 対象 就学前から小学校中学年の子を持つ保護者、その他家庭教育に関心のある人
- 参加者 83人
鶯千先生
『子育ての後悔をゼロにする』をテーマに、保健師、看護師、養護教諭1種、思春期相談員などの資格を取得し日々活躍されている鶯千恭子(おうちきょうこ)先生を講師にお招きし、どんなことに気を配り、どんな接し方をすれば子どもが心身共に健やかに育つのかなど、子どもの発達に応じて今押さえておきたい子育てのコツやポイントをお聴きしました。
『子どもは刺激によってその対処法を身につけ成長する。「不快」な感情刺激を「快」の記憶に変える力をつけることが「心の回復力」につながる。』というお話から、安心感(オキシトシン)を引き出すレッスンなども体験し、『今からでも大丈夫!遅いということは無いのですよ』との言葉に力づけられ、有意義な充実した時間を過ごすことができました。
参加者の感想(抜粋)
- 切り替えが早く、楽観的な娘にイライラしてしまうことが多かったのですがそれが彼女の大きな素晴らしい力なんだと思えることが出来ました。
- 起きたことに対してどう向き合うか?その経験が生きる力につながるんだなと、家庭において自分を見つめなおすことが子育てにもつながるんだなと有意義な講演会でした。
- 親が今やるべき事をたくさん教えていただきました。「子どもは親からつくられる」という言葉を心にとめていきたいと思います。
- ふれ合い、みつめ合いについて、科学的な根拠をもって教えて頂けたのが面白かったです。AI時代の子育てについて、もっと聞きたかったです。
- 不快な感情を取り除くことよりも、自分で解決する力を身に付けて強く生きてほしいと思いました。「オキシトシン」も実践したいと思います。
- 産まれもった性格が大きいと思っていたのですが、記憶づくりが大切なんだと知りました。心配性な私は、よく先回りして不快を取り除いてきましたが、これからは不快を快に持っていけるチカラを、私自身も子どもと一緒につけていきたいと思います。
- 自分の子育てを見直す、自分自身を見直すきっかけになりました。すごくよかったです!!!
- 上の子の悲観的な子の相談のお答えにぐっときました。週末、さっそくやってみます。本当に勉強になりました。
- “記憶を上書き保存するそれは何歳になってもやり直せる、とお話を聞いたので、小・中・高校生の3人の子どもたちに実践していこうと思いました。
- 話が現実的で、具体的で、わかりやすく、よかったです。すぐに、いろいろ実践していきたいです。
- 言い分をしっかり聞くこと、を実践したいと思います。
- 子どもをもう少し大きな心で見たいと思った。時間がない中で「ママ見て!」と何度も言う時、「待って」と言ってばかりいるが、子どものその時の感情を汲み取って対応したいと思った。
講演の様子