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第1回「生きる基礎力をつける~わが子との関わり方~」
生きる基礎力をつける ~わが子との関わり方~
令和4年度第1回家庭教育講演会を開催しました。
- 日時 6月29日(水曜日)午後1時~2時
- 場所 総合生涯学習プラザ 2階 多目的ホール
- 講師 箕浦 健治 氏(花まるグループ 緊急対策本部責任者 野外体験部 部長)
- 対象 小学生(低・中学年)や就学前の子を持つ保護者、その他家庭教育に関心のある人
- 参加者 32人(当日欠席者を含む)
受付の様子(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対応)
今年度第1回目の家庭教育講演会は、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のガイドラインに沿って開催され、花まるグループ 緊急対策本部責任者・野外体験部 部長である箕浦健治先生をお招きし、「生きる基礎力をつける ~わが子との関わり方~」をテーマにお話をお聴きしました。
「子育ての究極の目標は親がいなくなっても生きていける子を育てることだと考えています」と話され、様々な事例を通して多くの具体的な関わり方を学び知ることができました。
家庭で気をつけるポイントとして、基準がぶれないこと・相手をよく見て伝え方を考えること・親の関わり方は時間の長さではなく、一緒に遊ぶことなどをあげられました。
また、いじめや引きこもりについても、「当時は自分の居場所がなかった、変に気を遣わずにいつも通りに接してほしかった、私の“今”を認めてほしかった」など、当事者の実際の声を紹介され、あらためて子供との接し方を考えるきっかけとなりました。
最後に、「子供は、大人に愛された分のやさしさと生き方を学んで成長するのだから、あなたが一人で頑張る必要はないのです。子育てに正解はない、(迷ったら)誰よりもわが子をよく知っているあなたの直感を信じて良いのではないでしょうか。そして、その子を見る時には、何事もプラスの視点から」と話され、会場の皆さんへの温かく力強いメッセージをいただき、参加された皆さんにとって得ることの多い講演会となりました。
講演会の様子
参加者の感想(抜粋)
講演後にいただいたアンケートからも、皆さんがそれぞれ子育てのために役立つ多くのヒントを得てくださったことが伝わってきます。一部をご紹介します。
- 生きる基礎力をつける!!とっても興味深い内容でしたが、実際聴講してみると、あっという間ですごくすごく心にささりました。わが子との関わり方を反省すると共に、『これから出来ること』を考えさせられました。
- 子どもとの関わり方に不安がありましたが、先生の話を聞いて、明日から少し自信をもって関われます。子どもとの関わり方が楽しくなりそうです。また来てください!!
- 実際に子供の知る方の話で、実体験や実例を用いて、とても分かりやすかった。
- 親として行うべきことにしぼって話してくださったので、やってみよう、気を付けようと心に残りました。
- 子どもとの関わりは悩むことが多いのですが、母親としての直感を信じてやってみます。実際に子供の気持ちを知る現場での意見を聞くことができて勉強になりました。
- 参加して、胸にさす言葉や話がありました。今から間に合うかな~と思いましたが、できるところから子供との関わりを変えていきたいと思いました。
- 子供が学校に行きしぶりをしても、子供の味方となって安心できる場所を提供してあげること、学校と同じ生活リズムを崩さないということにハットさせられた。もしもの時には、実践して学校に学校に行かれるようにさせたい。
- 「長男・長女、下の子、真ん中の子」の特性は、その通りだと思います。その子をその子のまま認める、大人でもそのように認めてもらうことは大事なことと思います。