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【開催結果】令和7年度第2回家庭教育講演会
子どもを理解する視点を広げよう ~子どもの成長発達を共に喜ぶために~
- 日時 10月20日(月曜日)午後1時~2時30分
- 場所 セントラルスポーツ生涯学習プラザ(総合生涯学習プラザ) 2階 多目的ホール
- 講師 早川 淳子 氏(市川市巡回指導職員・八千代市就学相談員・臨床発達心理士)
- 対象 主に就学前から小中学生の子を持つ保護者、その他家庭教育に関心のある方
- 参加者 23人
今回は、市川市巡回指導職員・八千代市就学相談員・臨床発達心理士としてご活躍されている早川淳子氏にご講演いただきました。
子どもの行動や成長発達を具体的な事例をもとに、行動にはすべて理由があり、発達の違いは文化の違いと捉え、大人には子ども達の可能性を広げる「子どもの通訳」の役目があること、また、「苦手な事を嫌いにさせない」や「子育ては引き算で」といった子育てのヒントとなるお話をしていただきました。
参加者の感想(抜粋)
講演後にいただいたアンケートからも、皆さんがそれぞれ子育てのために役立つ多くのヒントを得てくださったことが伝わってきます。一部をご紹介します。
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子どもの成長とともに自己肯定感を下げないように気をつけて親としてもやり方、接し方を模索してきたが、大きくなるにつれて将来への不安も大きくなってきていた。その中で今日の講演会に参加させていただいて、親が通訳でいてもいいこと、行動には意味があることに改めて気づかされて背中を押された気持ちでいる。
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その子をよく見ることと、気づきを得ることを意識していきたいと思いました。
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感覚統合や中心視、周辺視のお話がなるほどと納得でき勉強になりました。子どもの行動をよく観察しようと思いました。
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学習環境の整理について、集中できる環境を整えてあげることが大切だとわかり、家でも取り入れてみようと思いました。
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自分の思いと人の思いはちがうことを伝えるのは難しいなと思っていたので、「コミック会話」という方法があると知り、勉強になりました。
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今まで、いわゆる「でこぼこ」は少人数であり、特異的なものであるという認識でしたが、特性は子ども達にそれぞれあることであり、発達に応じた接し方が大切であるということを学びました。
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行動には理由があり、根本的な対処をしてあげることで解決することができることを知り、探ってあげることが大切ということを知りました。叱る時の基準を決めて、冷静に淡々と低い声を徹底したいと思いました。
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子育て中で、我が子の困り事をどのように回避すれば良いのかを考えるきっかけとなりました。
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今回のお話を聴き、子どもの立場になって考えることで、無理をさせていた。まちがったことを子どもにしていたと感じました。



