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本市のし尿及び浄化槽汚泥は八千代市衛生センターにおいて処理を行っていますが、施設の供用年数が47年を超えており、各設備機器及び躯体等、随所に老朽化が進行している状況にあります。
本市では、令和2年3月に「八千代市一般廃棄物処理施設整備に関する方針」を策定し、し尿等の処理については、近隣の地方公共団体等との広域処理を優先的に進めることとしていましたが、国が下水道を含む地域の汚水処理の持続可能性確保に向け、広域化・共同化を促進する「下水道広域化推進総合事業」を創設し、千葉県においても、し尿等の下水道投入を行うことが可能であるという見解を示すなど、し尿等を下水道投入する新たな手法の選択が可能となりました。
このような状況の変化を受け、本市においても、「現処理方法を維持」「広域処理施設への搬入」「流域関連公共下水道への放流」という処理方法について、施設整備事業費、運転管理・維持管理、災害時の影響及びランニングコスト等の観点から比較検討を行い、その結果を踏まえ、し尿及び浄化槽汚泥の処理に関する方針を策定しました。
今後のし尿等処理については、し尿等を「流域関連公共下水道へ放流(脱水+希釈)」する施設を現衛生センター敷地内に整備し、令和15年度から新施設における処理を開始する予定とします。なお、事業実施にあたっては社会資本整備総合交付金における下水道広域化推進総合事業を活用するものとします。
八千代市し尿及び浄化槽汚泥処理に関する方針(令和6年3月) [PDFファイル/1.11MB]
八千代市衛生センターし尿・浄化槽汚泥処理に係る検討及び概略施設計画策定業務委託報告書(概要版) [PDFファイル/5.97MB]
八千代市衛生センターし尿・浄化槽汚泥処理に係る検討及び概略施設計画策定業務委託報告書 [PDFファイル/25.82MB]
令和5年度に開催した八千代市廃棄物減量等推進審議会において、「八千代市し尿及び浄化槽汚泥の処理に関する方針」について審議しました。
会議の内容は以下のリンクをご覧ください。
令和6年2月1日から令和6年3月1日まで「八千代市し尿及び浄化槽汚泥の処理に関する方針(素案)」についてパブリックコメントを実施しましたが、寄せられたご意見はありませんでした。