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災害発生時の心得 ~むやみに移動を始めないで、落ち着いた行動を~
職場や学校、外出先など、自宅から離れた場所にいるときに、大規模な災害が発生すると、公共交通機関がストップし、帰れなくなることが予想されます。
多くの人が一斉に帰宅を始めると、路上や鉄道の駅周辺では大混雑が発生し、集団転倒に巻き込まれたり、火災や沿道の建物からの落下物などで負傷したりする恐れがあるほか、救助・救急活動の妨げになります。
災害発生時には「むやみに移動を始めない」
千葉県が実施した地震被害想定調査では、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生した場合、37,123人の市民が帰宅困難者になると予測されています。
- まずは自分の身の安全を確保しましょう。
- 職場や集客施設など安全な場所にとどまりましょう。
- 災害用伝言サービスで家族の安否などを確かめましょう。
- 交通情報や被害情報などを入手しましょう。
- 流言飛語に惑わされないようにしましょう。
日ごろから準備しておきたいこと
- 携帯ラジオや地図を持ち歩きましょう。
- 職場にスニーカーや懐中電灯、手袋、飲料水や食料などを用意しておきましょう。
- 家族などと安否確認の方法や集合場所を確認しておきましょう。
- 徒歩やバスにより帰宅経路を確認しておきましょう。
徒歩帰宅者支援の取り組み
千葉県を含む九都県市では、コンビニエンスストア、ファミリーレストラン、ガソリンスタンド等と徒歩帰宅支援に関する協定を締結しています。
これらの店舗では、災害発生時に水道水やトイレの提供のほか、道路交通情報などを可能な範囲で提供して頂けます。
こうした店舗には、「災害時帰宅支援ステーションステッカー」が掲示されていますので、日ごろから帰宅経路の店舗の場所を確認しておくと安心です。
- 店舗やライフラインなどの被害の状況によっては、支援が実施できない場合があります。
- 九都県市:千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉市、さいたま市、横浜市、川崎市、相模原市
コンビニエンスストア等
千葉県石油商業組合に加盟する県内のガソリンスタンド
お問い合わせ
危機管理課 電話:047-421-6716
消防本部警防課 電話:047-459-7804