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日用品の安全性に関する意識調査-価格と安全性に対する考え方について-
普段、雑貨や、子供用の玩具などの日用品を、価格を重視して購入される方も多いのではないでしょうか。消費者庁には日用品に関する様々な事故情報が寄せられており、消費者庁ではこれまでにカプセル入りスポンジ玩具およびタトゥーシールの注意喚起を行いました。これらは主にいわゆる100円ショップ等(以下「100円ショップ」という。)で日用品として販売されているものであることから、今回、同様の店舗で販売されている製品についての事故情報と、意識調査の結果から、価格と安全性に対する考え方を明らかにしました。
価格と安全性に対する考え方について
今般、消費者庁において実施した「日用品の安全性に関する意識調査」によると、男性では約4割、女性では約3割の方が、特に安全性までは考慮することなく日用品を購入していることが分かりました。さらに、高価格なものと比べて安価な日用品を購入する場合は、安全性に対する意識が低くなりがちで、「警告」、「注意」、「対象年齢」などの表示を確認することなく、衝動的に購入してしまう傾向があることが分かりました。
また、消費者庁には、平成27年1月~令和元年12月末の5年間に100円ショップで購入した日用品に関する事故の情報が339件寄せられていることから、身近な日用品による事故を防ぐため、以下の点について、注意しておくことが大切です。
日用品を購入する際のアドバイス
- 安価な日用品であっても、安全性を考慮して購入するようにしましょう
- 「警告」、「注意」、「対象年齢」などの表示を確認しましょう
- 日用品のリコール情報に注意しておきましょう
・消費者庁ホームページ(別ウィンドウで開く)<外部リンク>
万が一、日用品が原因で事故が起きた場合には
日用品が原因でけがをした等の事故が起きた場合や、事業者からの説明に納得できない場合は、消費生活センターへ相談しましょう。
消費者ホットライン(局番なし)188