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特定健康診査(健康診査)・特定保健指導
特定健康診査・健康診査を受けましょう
特定健康診査・健康診査は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善に着目した健診です。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積による肥満と、高血圧・高血糖・脂質異常などが重複している状態をいいます。一つ一つの危険因子(リスク)は軽度でも、それが重なることで動脈硬化を起こしやすくなり、心臓病や脳卒中を引き起こす危険性も高くなります。
メタボリックシンドロームの該当者・予備群を少しでも早く発見し、重篤な病気になる前に予防・改善をするために行う健診です。また、医療費の抑制にもつながります。
特定健康診査と健康診査は問診の内容が一部異なりますが、検査項目は同じです。
なお、下記の必須検査は対象者全員、詳細検査は該当者のうち医師が必要と認める方が受けられます。
令和6年度がん検診・特定健康診査等のご案内 [PDFファイル/1.03MB](令和6年9月5日現在)
令和6年度委託医療機関一覧 [PDFファイル/506KB](令和6年9月5日現在)
対象者
特定健康診査
40歳以上の八千代市国民健康保険加入者
健康診査
千葉県後期高齢者医療制度加入者
40歳以上の生活保護受給者
必須検査項目
- 問診【40歳以上の八千代市国民健康保険加入者、生活保護受給者は服薬歴・喫煙習慣の状況に係る調査(質問票)を含む】【千葉県後期高齢者医療制度加入者は高齢者の特性を把握するための調査(質問票)を含む】
- 身体計測(身長・体重・※腹囲・BMI)
※メタボリックシンドロームを判定するため、腹囲の測定が必要です。 - 医師の診察
- 血圧測定
- 血液検査
- 脂質検査(中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール)
- 血糖検査(ヘモグロビンA1c)
- 肝機能検査(GOT・GPT・γ-GTP)
- 腎機能検査(クレアチニン・eGFR)
- 尿検査(試験紙を用いて糖・蛋白を検査する)
詳細検査項目
下記の判定基準に該当する人のうち、医師が必要と認めるものについては、更に詳しい検査(心電図検査・眼底検査・貧血検査)を実施します。
ただし、他の医療機関において行った最近の結果が明らかで、再度検査を行う必要がないと判断される人、高血圧や心臓病などの疾患により既に医療機関へ通院されている人については、詳細検査は行いません。
- 心電図検査
当年度の健診結果等において、収縮期血圧が140mmHg以上もしくは拡張期血圧が90mmHg以上の人または問診等で不整脈が疑われる人 - 眼底検査
当年度の結果において、収縮期血圧が140mmHg以上もしくは拡張期血圧が90mmHg以上の人、またはヘモグロビンA1c6.5%以上の人(当年度の結果がわからない場合は前年度の値でも可) - 貧血検査
貧血の既往歴を有する人または視診等で貧血が疑われる人
受診券の発送について
令和6年度の特定健康診査受診券・健康診査の受診券は、4月22日(月曜日)にがん検診等と一緒に発送しました。
5月8日(水曜日)までに届かない場合は、健康づくり課へご連絡ください。
下記の対象となる方の発行申請を受けつけします。
【対象となる方】
- 新たに対象となった方(転入・国民健康保険への新規加入・後期高齢者への移行)
- 受診券再発行希望の方(紛失・届いていない等)
【申請方法】
- ちば電子サービスでの申請(推奨)
「ちば電子申請サービス<外部リンク>」にて必要事項を入力し、申請してください。(電子申請は5月8日から受付開始します) - 電話で申請
健康づくり課(047-483-4646)までお電話の上、申請してください。
なお、令和6年度の健診期間は令和7年1月31日(金曜日)までのため、受診券の申請期限は令和7年1月23日(木曜日)までです。
送付内容
- 受診券
- 令和6年度がん検診・特定健康診査等のご案内
お願い
健診実施年度の4~6月に75歳になる人には、後期高齢者健康診査の受診券を送付しておりますので、お誕生日以降(後期高齢者医療の資格取得後)に健診をお受けください。
受診方法・予約方法
次の3つのうちから1つを選んで受診してください
- 個別健診:個別に市内の委託医療機関 [PDFファイル/506KB]で健診が受けられます。予約が必要な場合は、医療機関に直接連絡してください。
※予約が不要な医療機関であっても、新型コロナウイルス感染症対策のため診療時間に変更がある場合がありますので、事前に医療機関に確認することをおすすめいたします。 - 集団健診:会場は保健センター・ユアエルム八千代台店で、事前の申し込み制です。詳細は集団健診の申し込みから日程決定の流れ [PDFファイル/218KB]を参照してください。
- 人間ドック:特定健康診査・健康診査の検査項目に加え、より詳しい検査等を実施します。申請が必要です。
申請等の詳細については、下記リンク先を参照してください。
人間ドック助成事業(国民健康保険加入者)のページ
人間ドック助成事業(後期高齢者医療保険加入者)のページ
※受診券をお持ちでない人は受診できません。受診券を紛失された場合は、健診を受診する前に再発行の手続きをしてください。
※前年度の検査結果をお持ちの人はご持参ください。
(ご注意)
八千代市から他市へ転出された人、既に他市で健診を受診されている人、八千代市国民健康保険から他の健康(社会)保険等に加入された人は、送付した受診券で健診を受診することはできません。
上記の人や年度内に2度健診を受けた場合は、健診費用を全額負担していただきます。
実施期間
受診券がお手元に届いてから令和7年1月31日(金曜日)まで
自己負担金
自己負担の料金については受診券に記載されております。受診する委託医療機関の窓口でお支払いください。なお自己負担は年齢などによって異なりますので下記の自己負担金表でご確認ください。
対象者 | 自己負担金 |
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40歳から70歳未満の八千代市国民健康保険の加入者で、令和5年度の市民税が課税世帯に属する人 | 800円 |
40歳から70歳未満で八千代市国民健康保険の加入者で、令和5年度の市民税が非課税世帯に属する人 | 無料※申請が必要です。 詳しくは令和5年度個人市民税非課税世帯の方へのお知らせ [PDFファイル/647KB]をご覧ください。 |
70歳以上の八千代市国民健康保険の加入者・千葉県後期高齢者医療制度加入者 | 無料 |
40歳以上の生活保護受給者 | 無料 |
※台風等により被災した人は、被災日から1年以内の受診日であれば免除になる場合があります。受診予定の1週間前までに保健センターへご連絡ください。
特定保健指導について(生活習慣改善の提案をします)
特定健康診査・健康診査を受診した40歳以上74歳以下の方に、健診結果と質問票の回答をもとに「情報提供」「動機付け支援」「積極的支援」のレベル毎に、個人の状態に応じた生活改善の提案をします。
「特定保健指導レベルの判断基準」、「特定保健指導の内容」については、下記をご覧ください。
特定保健指導レベルの判断基準
※糖尿病・脂質異常症・高血圧症の内服による治療中の方は「1.内臓脂肪蓄積のリスク」や「2.危険因子の数」に関わらず、「情報提供」の対象となります。
危険因子の判定値
- 血糖:ヘモグロビンA1cが5.6%以上または空腹時血糖が100mg/dl
- 脂質:空腹時中性脂肪が150mg/dl以上(やむを得ない場合は随時中性脂肪175mg/dl以上)またはHDLコレステロールが40mg/dl未満
- 血圧:収縮期血圧が130mmHg以上または拡張期血圧が85mmHg以上
特定保健指導の内容
情報提供 | 受診者全員に健診結果とともに、健診結果の見方や生活習慣病についての基礎知識など生活習慣を見直すためのご案内をお渡しします。 |
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動機付け支援 | 保健師、管理栄養士などが面接をして、生活習慣改善のための継続できる取り組みを一緒に考え、サポートします。3か月後、アンケートにて取り組みの結果を確認します。 ※該当となった方には、市から特定保健指導のご案内を送付します。 |
積極的支援 | 保健師、管理栄養士などが面接をして、生活習慣改善のための継続できる取り組みを一緒に考え、複数回の支援によって継続してサポートします。3か月間生活習慣の変化、取り組みの達成度を確認します。 ※該当となった方には、市から特定保健指導のご案内を送付します。 |
動機付け支援・積極的支援の対象となった方へ
該当となった方には、市から特定保健指導のご案内を送付します。
動機付け支援・積極的支援は、特定保健指導の民間事業者に委託しています。
申し込み方法や日程などは、特定保健指導のご案内に記載してありますので、ご参照ください。
- 専門家(保健師や管理栄養士など)の面接は、夜間や日曜日の日程もあります。
- 自己負担金は、かかりません(無料)。
関連リンク
- 生活習慣病予防について(千葉県国民健康保険団体連合会)(別ウィンドウで開く)<外部リンク>
「生活習慣病の予防について」をご覧ください