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ご存知ですか?大切ないのちを守る「ゲートキーパー」
ゲートキーパーとは?
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に「気づき、声をかけ」、「話をきいて」、必要な支援に「つなげ」、「見守る」ことができる人のことです。特別な資格は必要ありません。誰でも「ゲートキーパー」になることができます。周りに悩んでいる人がいたら、優しく声をかけてあげてください。その行動が、「ゲートキーパー」の第一歩になります。
話をよく聴いてくれる「ゲートキーパー」が身近にいることは、悩んでいる人にとって大きな心の支えになるはずです。一人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、それぞれの立場でできることから行動を起こすことが、大切な人のいのちを守ることにつながります。
ゲートキーパーの役割
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気づき:家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
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傾 聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
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つなぎ:早めに専門家に相談するように促す
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見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
ゲートキーパーの役割の詳細は、下記の「誰でもゲートキーパー手帳」をご覧ください。
下記の「ゲートキーパーになろう!」では、ゲートキーパーの役割をマンガ等を通して分かりやすく紹介しています。ゲートキーパー養成研修用動画を視聴することもできます。
- 厚生労働省:「ゲートキーパーになろう!」<外部リンク>
相談窓口について
様々な年代や性別、悩みの内容等に対応した相談窓口があります。相談方法も、電話やSNSなど、様々なものがあります。自分が相談に乗って困ったときのつなぎ先(相談窓口等)を知っておきましょう。
また、悩んでいる人の相談に乗っていると、「悩みを聞くのがつらい」など、ご自身が疲れてしまうときがあるかもしれません。そのようなときには、少し休んでみたり、一人で抱え込まずに相談窓口にご相談ください。
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八千代市:悩んだときの相談窓口一覧
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厚生労働省:ゲートキーパーへの支援について<外部リンク>
こころのオンライン避難所(いのち支える自殺対策推進センター)
いのち支える自殺対策推進センターは、Webページ「こころのオンライン避難所」<外部リンク>で、ショックな報道や情報に触れて心がざわついたときなどに気持ちを落ち着ける方法を公開しています。
例えば、「情報から距離を置く」こととして、「テレビを消す」「インターネット検索をやめる」「SNS、スマートフォンアプリの設定を変える」ことを提案しています。また、より具体的に、ひと息入れて気持ちを落ち着けるための方法として、呼吸法やストレッチのポイントなど、様々な方法も紹介しています。
さらに、周囲にいつもと違う様子の人がいた場合の関わり方として、「気づき・声かけ」「傾聴」「つなぎ」「見守り」がポイント別にまとめられているので、悩んでいる人に一歩近づき、支えになる際のヒントとして活用できます。
心がざわついたり、ストレスを感じたりしたとき、自分なりの対処法が多ければ多いほど、場面に応じてストレスを上手に和らげることができます。しかし、様々な方法を試してみても、つらい気持ちが消えない場合もあります。案内されている相談窓口を参考に、自分自身や身近な人が悩んでいる際に利用してみてはいかがでしょうか。
学生のみなさんへの大切なメッセージ(いのち支える自殺対策推進センター)
いのち支える自殺対策推進センターでは、動画「学生のみなさんへの大切なメッセージ」<外部リンク>を配信しています。内容は、自分や周りの人のいのちを守る方法などです。ぜひ、動画をご覧ください。