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帯状疱疹(たいじょうほうしん)について

ページID:0042141 更新日:2024年3月7日更新 印刷ページ表示

帯状疱疹とは

帯状疱疹は水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスと言われる水ぼうそう(みずぼうそう)の原因となるウイルスによって発症する病気です。過去に水ぼうそうになった事がある人の体の中には、水ぼうそうが治った後も症状を出さない状態で、このウイルスが残っています。免疫の低下(加齢、過労、ストレスなど)によってウイルスを抑える力が弱まると、帯状疱疹として発症します。
加齢による免疫力の低下が原因で、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。

帯状疱疹の症状について

帯状疱疹は、背骨に近い神経に潜んでいます。免疫力が低下すると、神経を傷つけながら進行するため、体の片側(左右のどちらか)に痛みや痛痒さ、違和感などが生じ、その後汗疹(あせも)に似た赤い発疹が出現します。「電気が走った」「焼かれるように痛い」「針でつつかれているよう」と評される痛みが特徴です。時間がたつにつれて、発疹の面積は広がっていくことがあり、進行すると発疹が水ぶくれになる事もあります。
帯状疱疹は、発疹が治った後も後遺症として神経痛(帯状疱疹後神経痛:PHN)が残る場合があります。また、まれに重症化することで眼(視力の異常)、耳(聴覚の異常)、鼻(嗅覚の異常)、排泄の問題(排便や排尿が出にくくなったり、漏れたりする)が生じることもありますので、早めの受診が肝心です。

帯状疱疹の治療について

帯状疱疹は、早期発見・早期治療が大切です。帯状疱疹は、抗ウイルス薬(内服薬)によって治療が可能で、できるだけ早く(発疹が出てから3日以内に)治療を開始することが後遺症や重症化を予防することにつながります。帯状疱疹の症状が現れたら、早めに医療機関を受診しましょう。

帯状疱疹の予防について

帯状疱疹の予防のため、免疫力が低下しないよう規則正しい生活を送ることが大切です。一般的に運動不足やストレス、疲労、偏った食事などは、免疫機能を低下させてしまうと言われています。適度な運動、バランスの良い食事、質の良い睡眠をとることをお勧めします。その他、音楽鑑賞、入浴など自分に合ったストレス解消法を見つけておくことも良いでしょう。また帯状疱疹には、ワクチンがあり、任意の予防接種によって打つことができます。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンは任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります。八千代市では帯状疱疹ワクチンの接種費用の助成を行っておりません。
ワクチンは2種類あり、各ワクチンには、予防効果やその持続期間に違いがあります。接種の際には、自分の健康状態を考慮し、副作用等の説明を受けて、医師と相談して接種しましょう。
帯状疱疹ワクチン比較表
【参考】一般社団法人日本ワクチン産業協会「2022予防接種に関するQ&A集」、帯状疱疹ワクチン取扱説明書、帯状疱疹ワクチン ファクトシート(国立感染症研究所)

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