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レッツさんかく!第11回「性別では決められない自分らしさ」
「赤は女子、青は男子」「男らしい、女らしい」など、無意識のうちに持っている偏見や思い込みのことを「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」と言います。育つ環境の中で知らず知らずのうちに刻み込まれ、簡単には変えることができない固定観念になっていきます。
固定観念の中には、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」などの性別によって役割を分ける「固定的性別役割分担意識」があり、今でも社会に根深く残っています。好きなこと、したいこと、得意なことは人それぞれで、性別では決められない自分らしさです。周囲がその人らしさを、女らしく男らしくという思い込みで見てしまうと自分らしく生きる可能性を奪ってしまう場合があります。
- 図書館で男女共同参画を知ろう
図書館での展示の様子や展示書籍の一覧などを紹介しています。 - 内閣府「令和3年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究」(別ウィンドウで開く)<外部リンク>
調査結果、チェックシート、事例集などが掲載されています。