本文
「2050ゼロカーボン・ヤチヨ・シンポジウム」を開催しました
令和7年2月8日(土曜日)、専門家や企業・団体・先行自治体の関係者を招き、地域脱炭素に係る講演やパネルディスカッション等を通じて、八千代市における地域脱炭素をどのように推進していくか共に考えることを目的としたシンポジウムを開催しました。
当日は土曜日にも関わらず、64名の方にご来場いただき(※配付資料の残数により集計)、なごやかな雰囲気の中、カーボンニュートラルに関する情報を共有することができました。ご来場及びご協力、どうもありがとうございました。
本シンポジウムをきっかけに、色々な方々と連携を深めることによって、八千代市における2050ゼロカーボンシティの実現に向け、引き続き取り組んでまいります。
パネルディスカッション後記念撮影
ダイジェスト動画
▶動画URL:https://youtu.be/Jgg017kiAWc
シンポジウムの概要
- 日時:令和7年2月8日(土曜日) 午後1時30分~午後4時 ※受付開始は午後1時から
- 会場:セントラルスポーツ生涯学習プラザ 2階 多目的ホール(八千代市ゆりのき台3-7-3)
- 参加(聴講)対象者:地域脱炭素や地球温暖化防止に関心のある市内企業関係者や市民 ※市外の企業関係者や住民等の参加(聴講)も可能
- 主催:八千代市
- 協力:やちよ自然エネルギー市民協議会、公益財団法人八千代市地域振興財団、八千代商工会議所、八千代ユネスコ協会 ※五十音順
- 「2050ゼロカーボン・ヤチヨ・シンポジウム」チラシ [PDFファイル/656KB]
- 当日の次第・パネルディスカッション席次 [PDFファイル/409KB]
内容・当日動画
1.八千代市における地域脱炭素の取組みについて
八千代市における地域脱炭素に関する現状や取組みについての説明
▶発表:八千代市ゼロカーボンシティ推進室
▶動画URL:https://youtu.be/MDAJdQp1BtI
2.基調講演「ゼロカーボンシティ実現に向けた地域の課題と展望」
世界の脱炭素の情勢や八千代市におけるポテンシャルや展望についての講演
▶講師:特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所 主席研究員(理事) 松原 弘直氏
▶動画URL:https://youtu.be/j6r3DBF25AM
3.事例紹介
脱炭素に積極的に取り組んでいる企業・団体・自治体による、脱炭素や地球温暖化対策に関して取り組んでいる内容の紹介
(1)株式会社TOAシブル
▶動画URL:https://youtu.be/DykFwzqjGXM
(2)一般社団法人やちよ未来エネルギー
▶動画URL:https://youtu.be/M8I8lbq-zX8
(3)松戸市ゼロカーボンシティ推進担当室
▶動画URL:https://youtu.be/GkxWviBLwTY
4.パネルディスカッション
八千代市でこれから地域脱炭素を進めるための方向性・施策等について模索するため関係者で討議
▶パネラー:株式会社TOAシブル、一般社団法人やちよ未来エネルギー、松戸市、八千代市環境審議会、八千代市立村上東中学校、八千代市
▶コーディネーター:松原 弘直氏
▶実施結果:パネルディスカッションまとめ [PDFファイル/295KB]
▶動画URL: https://youtu.be/2e4ehm-VX5M
※会場(一般来場者)からいただいた質問事項への回答については、後日公開します。
発表資料
- 八千代市における地域脱炭素の取組みについて [PDFファイル/2.81MB]
- 基調講演「ゼロカーボンシティ実現に向けた地域の課題と展望」 [PDFファイル/4.04MB]
- 事例紹介資料:株式会社TOAシブル [PDFファイル/10.67MB]
- 事例紹介資料:一般社団法人やちよ未来エネルギー [PDFファイル/2.85MB]
- 事例紹介資料:松戸市ゼロカーボンシティ推進担当室 [PDFファイル/1.93MB]
アンケート集計結果
シンポジウム全体としては、評価5(高い)または4(やや高い)と回答した人の割合が72%と好評を得ることができました(質問5)。中でも、事例紹介が評価5または4の割合が66%、パネルディスカッションが69%と比較的に好評でした(質問3・4)。
自由記述の内容からは、特に脱炭素農業の導入・推進や、里山・森林保全活動や緑を増やすことへの意見が多く見られたほか、ゼロカーボン達成へのスピード感が足りないと言った市の危機感の欠如を指摘する声も多く見られました。
- 2050ゼロカーボン・ヤチヨ・シンポジウム【アンケート集計結果】 [PDFファイル/1.33MB]
- 2050ゼロカーボン・ヤチヨ・シンポジウム【アンケート集計結果/関心傾向・キーワード】 [PDFファイル/1003KB]
総括及び施策推進に係る今後の方向性
特に事故や大きなトラブルもなく、円滑に実施することができ、アンケート結果からも、全体的に好評を得ることができました。本シンポジウムは、本市が主催する初めてのゼロカーボンに関するイベントとなりましたが、アンケートや今回の出演者からも、まずはその点を評価する声が多く、今後も継続した取組みを求める声が多くありました。また、ゼロカーボンシティ達成に向けて、多様な主体が連携して推進していくべきと言った意見が多く聞かれました。
パネルディスカッションでは、八千代市でゼロカーボンシティ達成に向けた課題や施策について、多様な視点からの意見を聞くことができました。本市でも取り組める施策として、太陽光発電のPPA、バイオマス発電、市北部の自然や工業団地を生かした脱炭素農業、一般廃棄物の焼却によるCO2削減のための廃棄物分別の枠組み作り、市民参加型の会議体、職場での脱炭素教育、学校現場でのゼロカーボンに関する企業や学校間での交流等、実に様々な施策をパネラーの皆様より提案していただきました。
今後は、上記のような施策を含め、八千代市における2050年ゼロカーボンシティの達成に向けて最も効果的・効率的な施策を検討するため、市民・各種団体・企業・行政等によって構成される会議体を構築し、議論を深めてまいりたいと考えております。