ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 経済環境部 > 環境政策課 > 太陽光発電設備の導入方法の紹介

本文

太陽光発電設備の導入方法の紹介

ページID:0073185 更新日:2025年12月18日更新 印刷ページ表示

 国の「地球温暖化対策計画」(令和7年2月)では、温室効果ガス排出量の削減目標として、いずれも2013年度比で、2030年度に46%削減、さらに2035年度・2040年度おいて、それぞれ60%・73%削減が掲げられています。この目標を目指すうえで、エネルギー分野の脱炭素化が求められる中、国の「エネルギー基本計画」(令和7年2月)には、「再生可能エネルギーの主力電源化の徹底」が盛り込まれており、2040年度の電源構成のうち4~5割程度を再生可能エネルギーにすることを目指しています。そのうち、太陽光発電の割合は、23~29%程度を見込んでおり、2023年度が9.8%であったことを考えると、より一層の導入拡大が必要な状況です。

 一方、八千代市では、「八千代市地域脱炭素ロードマップ」(令和6年3月)において、太陽光は市内の再生可能エネルギーの導入ポテンシャルとして最も期待できるエネルギーであることから、太陽光発電を導入の柱として据えています。2030 年度には導入量を2021 年度比で約1.7倍、2050年度には約3.3倍にすることを目標としており、八千代市でもより一層の導入拡大が必要となります。

 太陽光発電は、温室効果ガス削減につながるだけでなく、停電時にも一定の電力が使用できるため防災性の向上にもつながります。また、導入にあたっては、購入(自己所有)する方法だけでなく、「PPA」や「リース」といった初期費用ゼロで導入ができる方法もあります。

 本ページでは、多様な導入方法や設置場所、パンフレットやガイド、関連サイト等、主に事業者の方がこれから太陽光発電設備を導入するうえで役立つ情報を紹介します。

太陽光発電設備の導入方法

 太陽光発電設備の導入にあたっては、大きく分けて「購入(自己所有)」「PPA」「リース」の3つの方式があります。このうち、「PPA」「リース」については、初期費用ゼロでの導入が可能です。

購入(自己所有)

 導入事業者自らが太陽光発電設備を購入し、管理する方法です。太陽光発電設備は導入事業者の所有物となります。
 初期費用は掛かりますが、PPAやリースと異なりサービス料等が係らないため、収益性は高いと言えます。

PPA

 PPAモデルとは「Power Purchase Agreement」の略称で、「電力購入契約」と訳されます。PPA事業者が導入事業者の所有する施設(屋根等)を貸りて、太陽光発電設備を設置する方法です。導入事業者が消費した分の電力に対してサービス利用料を支払うことで、太陽光発電設備を利用できます。
 ​初期費用が不要であるほか、メンテナンスに係る費用が別途発生しません(サービス料に含む)。

リース

 リース事業者が導入事業者の所有する施設に、太陽光発電設備を設置する方法です。毎月定額のリース料を支払うことで、太陽光発電設備を利用できます。​
 初期費用が不要であるほか、PPAに比べて短い期間での契約が可能です。

建物屋根以外の設置場所

 太陽光発電設備は所有する建物の屋根に設置するのが主流ですが、それ以外の場所に設置することもできます。この場合でも、PPAやリースで導入できる場合があります。

駐車場への設置(ソーラーカーポート)

 駐車場の屋根としてソーラーカーポートを設置します。屋根そのものとして太陽光パネルを設置する場合(太陽光発電一体型カーポート)と、カーポートの屋根に太陽光パネルを設置する場合(太陽光発電搭載型カーポート)の2種類があります。
 土地の有効活用が図れるほか、日よけとしての効果、目につきやすいので再エネ導入の取組みをPRできるメリットがあります。

営農地・水面などへの設置

営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)

 農地に支柱を立てて(一時転用許可が必要)、その上部に太陽光発電システムを設置し、営農を継続しながら発電した電力を設置場所の農地や地域等で有効活用します。
 太陽光パネルによって直射日光が適度に避けられるため、作物によっては生育が促進される場合があり、特に夏場は作業する人の暑さ対策にもなるため、近年の気候変動に適応するうえでも有効です。

水面型太陽光発電

 ため池等の水上に太陽光発電設備を設置して発電します。
 日照を遮る障害物が少ない等の利点があるため、地上に設置する場合より高い発電効率が期待されるほか、藻の発生を抑制するなどため池等の環境維持にも役立ちます。

各種支援事業

参考資料・Webサイト

関連情報

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすかったですか?
この情報をすぐに見つけられましたか?
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)