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文化伝承館利用案内
市内には、古くから残っているお祭り・昔話・わらべ唄などがあります。文化伝承館は、このような民俗文化や日本舞踊・三味線・茶道・華道などの日本古来の伝統文化を、保存・継承や発展させるための活動を手助けするための施設です。
この類の施設は、県内ではここ文化伝承館ただ1か所しかありません。
県内唯一の文化伝承館
館内の紹介
館内には和室1・2、茶室、研修室の4室があります。各部屋にはそれぞれに愛称が付いています。市内に古くから残る伝統の地名で、これも立派な無形の伝統文化として末永く伝承・継承しようとして命名しました。
和室1
間口5.3m、奥行3.2mの舞台・控室が付いた15畳の広さで「村」といいます。
和室2
床の間と炉が切られた12畳の広さで「神」といい、水屋が付随しています。和室1と和室2の2部屋は一間として利用でき、部屋の名前は「村神」になります。
茶室
京間の4畳半で、炉を切り、室床(むろどこ)と躙口(にじりぐち)、貴人口があり、連子窓と地下窓を配置した草庵風で「草田(かやだ)」と命名。この名は地元萱田と同じ意味です。
研修室
板張りで65平方メートルあり、椅子が45人分あります。この部屋の名は「星名」といいます。これは市内北東部に位置する現在の「保品」の昔の名前です。
見どころ
飯綱神社三十三年式年大祭(三十三年祭)のお神輿
同館ロビーには昭和30年ごろまで使われていたお神輿が展示してあります。
飯綱神社の大祭は、33年に一度。なぜ33年なのかは、飯綱神社の創建に係わる話に十一面観音菩薩があり、その観音菩薩が33に化身(変化)し、三十三年目に元の十一面観音菩薩に戻るという、言い伝えによるものとの説があります。
茶室前の日本庭園
石燈籠などを配した本格的な日本庭園です。飯綱神社の鐘楼を借景としており、縁側から眺める風情はまた格別です。
展示物
当館は遺跡の上に建っています。権現後遺跡といいます。建設に先立って発掘調査をし、竪穴住居跡などが見つかりました。その時に出土した土器などをロビーに展示しています。また、飯綱神社の神輿、高津のハツカビシャの弓矢と的、市民から寄贈された木彫りの大般若面などがあります。
庭園や神社と飯綱近隣公園では、四季折々の草花が咲きほこっています。
開館時間
午前9時から午後4時30分まで
休館日
月曜日、国民の休日(日曜日は開館。火曜日は前日が振替休日のとき休館)、年末年始(12月26日~1月4日)
なお、講座や利用のない日や時間帯は閉館します。
申し込み
- 一般利用(伝統文化・伝承文化の活動)は、使用日の3か月前~前日まで
- その他利用(一般利用以外)は、使用日の1か月前~前日まで
- 利用時間は、午前9時~午後4時30分までの間で原則として1時間単位での利用
申請書様式
- 八千代市文化伝承館利用許可申請書 [Excelファイル/38KB] [PDFファイル/83KB]
- 八千代市文化伝承館利用変更・取消申請書 [Excelファイル/48KB] [PDFファイル/97KB]
- 茶道具貸出確認表・貸出備品一覧 [Excelファイル/41KB] 茶道具貸出確認表 [PDFファイル/398KB] 貸出備品一覧 [PDFファイル/166KB]
- 備品館外使用許可願(申請書) [Wordファイル/16KB] [PDFファイル/89KB]
使用料
無料
所在地
八千代市萱田460-3(飯綱神社の隣)
電話・ファクスは郷土博物館
- 電話番号 047-484-9011
- ファクス 047-482-9041
交通アクセス
東葉高速鉄道八千代中央駅下車徒歩20分。または同駅より八千代緑が丘駅経由八千代台駅行バスで「ゆりのき台第三」バス停下車徒歩5分。駐車場3台分