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調整池の除染措置及び空間線量の測定結果について

ページID:0005232 更新日:2013年4月26日更新 印刷ページ表示

 上下水道局で管理している大和田新田160-6地先の調整池(外回り)の空間線量を平成25年2月26日に測定したところ、「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(以下「特措法」という。)における基準値の毎時0.23マイクロシーベルトを超える値が検出されました。なお、調整池の面積は454平方メートルの小規模調整池です。
 この結果を受け、上下水道局では「放射性物質により環境汚染された土壌等の除染等の措置に関する対処方針」の方針に基づき、平成25年4月11日~4月12日に調整池内の除染措置(堆積土砂の撤去)を行いました。その後、空間放射線量を測定したところ特措法における基準値の毎時0.23マイクロシーベルトを下回る結果となっています。
 なお、当該調整池の空間放射線量の測定結果は表1のとおりです。

表1 大和田新田160-6地先調整池空間線量測定結

(単位:毎時マイクロシーベルト)
測定箇所 地面の形状 測定日 測定値 備考
1.0m 0.5m 0.01m
調整池南側 アスファルト 平成25年2月26日 0.19~0.25 基準超過
除染措置前
平成25年4月10日
0.18~0.28 基準超過
除染措置後
平成25年4月12日
0.08~0.11 基準値以下
調整池東側 平成25年2月26日 0.13~0.21 基準値以下
除染措置前
平成25年4月10日
0.11~0.19 基準値以下
除染措置後
平成25年4月12日
0.10 基準値以下
調整池北側 平成25年2月26日 0.11~0.13 基準値以下
除染措置前
平成25年4月10日
0.10~0.12 基準値以下
除染措置後
平成25年4月12日
0.09~0.10 基準値以下
調整池西側 アスファルト 平成25年2月26日 0.11~0.16 基準値以下
除染措置前
平成25年4月10日
0.10~0.19 基準値以下
除染措置後
平成25年4月12日
0.09~0.10 基準値以下
  • 測定機器 日立アロカメディカル社製TCS-172B
    (シンチレーション式サーベイメータ―)
  • 測定方法 文部科学省・日本原子力研究開発機構「放射線測定に関するガイドライン
    (平成23年10月21日)」による

 またこの調整池内の堆積土砂の処理方法を選定する為、放射性物質濃度を測定したところ、特措法の基準値である8,000ベクレル/kgを超えていたことから(表2参照)、土砂が飛散しないよう措置を講じた上で上下水道局が所管している汚水中継ポンプ場に一時保管しています。

表2 調整池堆積土砂放射性物質測定結果

(単位:ベクレル/kg)
  放射性ヨウ素 放射性セシウム 合計
131I(注) 134Cs 137Cs
堆積土砂 不検出 4,800~10,000 9,200~19,000 14,000~29,000

(注)「不検出」とは、検出下限値未満のことを指し、「検出下限値」とは、その分析方法で検出できる最低濃度のことをいいます。

  • 検出下限値について
    放射性ヨウ素(131I):30~48
    放射性セシウム(134Cs):28~45
    放射性セシウム(137Cs):25~36

 (検査依頼機関):日鉄住金環境株式会社
 (採取日):平成25年3月14日(木曜日)
 (検査結果):平成25年3月19日(火曜日)

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