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分電盤の無料点検にご注意ください
電話や訪問で分電盤の無料点検を持ちかけ、「古くなっている」「交換が必要だ」「交換せずに発生した火災には保険がおりない」などと不安をあおって、交換工事を迫る「点検商法」の相談が増えています。
相談事例
- 「分電盤の点検をする」と突然事業者が訪ねてきた。「古くなっているので新しい分電盤にした方がいい」と言われ、契約してしまった。後日契約中の電気事業者に確認したら、無関係な事業者と分かり、交換は必要ないと言われた。
- 「電気設備の点検をする」と事業者が訪ねてきた。点検終了後、「分電盤が汚れているので掃除をしないと壊れる」と言われ、高額な清掃料を請求された。
※停電など緊急時の駆けつけサービスでのトラブルにもご注意ください。詳しくはこちら
トラブルを防ぐには?
- 電話や突然訪問してきた事業者には安易に応じないようにしましょう。
- 点検や機器交換等が必要か不安な時は契約先の電力会社や電気保安協会等に相談しましょう。
- 電気設備については、電力会社の委託業者が、4年に1度、無料で安全検査を実施しています。その場合、事前に調査日時と訪問調査員の氏名等が記載された「お知らせ」が届き、調査員は必ず身分証を携行していますので、電気設備の点検について訪問があった場合は、事業者名を必ず確認し、身分証を見せてもらいましょう。
トラブルにあってしまったら
まずは、消費生活センターにご相談ください。専門の相談員が解決のためのお手伝いをいたします。
消費者ホットライン:188
にお電話ください。
消費者庁 消費者ホットライン188
イメージキャラクター「イヤヤン」