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令和6年度 任意の風しん予防接種の費用を助成します
妊娠中の女性が風しんに感染すると、産まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群(白内障や心疾患、難聴を主な症状をする先天異常)」を起こすおそれがあります。妊婦さんと赤ちゃんを守るため、今年度から対象者を拡大し、「風しん抗体価が低く、予防接種を受けた方」に任意の風しんの予防接種費用の一部を助成します。
対象者 1および2に該当する方
1.接種当日に八千代市民である方
2.下記のいずれかの風しん抗体検査の結果、抗体価が低い方(HI法で32倍未満またはEIA(IgG)法で8.0未満)
(1)千葉県風しん抗体検査(平成30年12月25日以降)
※転入された方は、他都道府県・自治体で受検した抗体検査の結果も対象
(2)風しん第5期定期予防接種対象の抗体検査(下記の千葉県風しん抗体検査の対象者の要件を満たす方に限る)
風しん第5期定期予防接種は、昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生の男性が対象です。HI法で8倍以下またはEIA(IgG)法で6.0未満の人は風しん第5期定期予防接種(無料)の対象となります。「風しん第5期定期予防接種の対象の基準に当てはまらない、HI法で16倍またはEIA(IgG)法で6.0以上8.0未満の方は、本事業の対象となります。 |
【千葉県風しん抗体検査(無料)の対象者】
下記の1から4のすべての条件を満たすことが要件となります。
1.県内市町村に居住地(千葉市・船橋市・柏市を除く)を有している
2.次の(1)から(3)のいずれかに該当すること
(1)妊娠を希望する女性
(2)妊娠を希望する女性の同居者
(3)風しんの抗体価(免疫)が低い※1妊婦の同居者 ※1 HI法で32倍未満・EIA(IgG)法で8.0未満
3.過去に風しんの抗体検査を受けたことがない、または十分な風しんの免疫保有※2を確認できていない
※2 十分な風しんの免疫保有:HI法で32倍以上・EIA(IgG)法で8.0以上
4.過去に検査により風しんの確定診断をうけていない
- 抗体検査の結果が出るまで、2~3週間かかることがあります。
- 千葉県風しん抗体検査が受けられる医療機関や抗体検査の受検方法等については、下記をご覧ください(八千代市は習志野保健所管内です)。
- 千葉県風しん抗体検査(別ウィンドウで開く)<外部リンク>
(3) 妊婦健診時の風しん抗体検査(平成30年12月25日以降に受検した検査が対象)
HI法で32倍未満、EIA(IgG)法で8.0未満、それ以外の検査方法については、風しん抗体検査を実施した医師により抗体価が低いと判断された者
(4)令和6年4月1日以降に受けた抗体検査(抗体検査の種類は問わない)
<例>自費で受検した抗体検査、風しん第5期定期予防接種対象の抗体検査(風しん第5期定期予防接種の対象の基準に当てはまらない、HI法で16倍またはEIA(IgG)法で6.0以上8.0未満の方)等
助成対象の接種期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで
申請受け付け期間
令和7年3月31日必着
助成金額
3,000円(風しん予防接種/麻しん・風しん混合予防接種いずれの場合も同額です)
接種費用が3,000円に満たない場合は、接種費用が助成額となります。
※生活保護受給者、原発避難者特例法に基づく指定市町村から避難している人は全額を助成します。
台風等により被災した人(半壊・半焼以上または床上浸水以上)で、被災から1年以内の接種であれば全額助成の対象となる場合があります。申請の前にお問い合わせください。
申請方法
下記の「申請に必要な書類」を八千代市保健センター健康づくり課窓口へ郵送または持参にて提出してください。
- 八千代市保健センター健康づくり課:〒276-0042 八千代市ゆりのき台2-10
助成金交付の可否が決定次第、「八千代市任意風しん予防接種費用助成交付決定(却下)通知書」を郵送します。申請から約2か月後に、申請書に記載されたご本人の口座に振り込みます。
※助成は1年度1回限りです。
申請に必要な書類
- 八千代市任意風しん予防接種費用助成金交付申請兼請求書
- 予防接種の領収書原本(接種を受けた人の氏名、接種年月日、予防接種の種類が記載されたもの)
※予防接種の領収書原本の返却を希望する人は、返信用封筒(宛名を明記し、切手を貼ったもの)を添付してください。 - 風しん抗体価が低いことを証明できる書類の写し(検査結果等)
- 千葉県風しん抗体検査受検者については、千葉県風しん抗体検査「本人結果」の写し
- 千葉県風しん抗体検査以外の検査受検者については、風しん抗体価が低いことを証明できる書類の写し
- 転入者については、他都道府県・市町村で実施した風しん抗体検査結果の写し
4.全額費用助成の対象となる人は、その旨がわかる書類の写し
交付申請兼請求書は、下記からダウンロードできます。また、保健センターや各支所等にて配布しています。
風しんの予防接種を受ける医療機関について
インターネットにて、下記の「医療情報ネット ナビイ」からお探しいただくか、直接医療機関へお問い合わせください。
- 医療情報ネット ナビイ(別ウィンドウで開く)<外部リンク>
【医療情報ネット ナビイ】での探し方:医療機関をさがす 他の項目で探す→予防接種に☑→風しんの予防接種に☑→「場所を選択」にて場所を指定→検索
※情報は、「医療情報ネット ナビイ」に報告時点のものです。受診前に、必ず医療機関にお問い合わせ下さい。
注意事項
- この予防接種は任意接種で、接種を強制するものではありません。
- 妊娠中は風しんの予防接種を受けることはできません。また、妊娠されていない場合であっても、お腹の赤ちゃんへの影響を避けるため、接種後2か月は避妊をする必要があります。
- 麻しんにかかったことがなく、麻しんの予防接種を未接種または1回しか接種していない場合は、麻しん風しん混合ワクチンの接種をお勧めします(妊娠中に麻しんにかかると流産や早産を起こす可能性があります)。
副反応について
予防接種を受けた後に副反応が現れることがあります。主な副反応は、発熱、発疹、接種部位の発赤・腫れ等があります。
また、稀にショック、アナフィラキシー様症状(0.1%未満)、血小板減少性紫斑病(100万人に1人程度)、急性散在性脳脊髄炎等が生じる可能性があります。
副反応の詳細については、接種する医療機関の医師にご確認ください。
健康被害
任意接種のため、健康被害が生じた場合は独立行政法人医薬品医療機器総合機構救済制度による救済の対象となります。給付申請を行う場合は、接種を受けた本人またはその家族が直接独立行政法人医薬品医療機器総合機構に請求することとなります。
同機構の問い合わせ先、ホームページは次のとおりです。
- 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
電話:0120-149-931 受付時間:月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く) - 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(別ウィンドウで開く)<外部リンク>
関連ホームページ
- 風しんに注意しましょう
- 風しんについて(別ウィンドウで開く)<外部リンク>
厚生労働省ホームページ