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八千代市指定文化財(6~10)

ページID:0004841 更新日:2022年12月12日更新 印刷ページ表示

6 羯鼓(かっこ)

羯鼓(かっこ)  村上の神楽に使われていたと考えられる楽器です。現在は郷土博物館に収蔵されています。
 内側に天正11年(1583年)4月8日に作られたことが墨で書かれており、神楽の起源に関わる可能性のあるものかもしれません。
 革枠の径40センチ、胴径28センチ、胴長54センチで、胴材は桐を使っています。鼓と同様に桶状の胴に紐で革を両側に張ったものですが、鼓とは違って2本のバチで打ちます。

7 下総国印旛沼御普請堀割絵図(しもうさのくにいんばぬまごふしんほりわりえず)

下総国印旛沼御普請堀割絵図(しもうさのくにいんばぬまごふしんほりわりえず)  印旛沼の堀割工事に係わった時に描かれたものです。現在は郷土博物館に収蔵されています。
 当時の印旛沼周辺の村々のことが描かれ、また工事に関して必要な記述もみられ、当時の村の様子や工事計画の一端を知ることができる歴史資料として重要なものです。
 利根川が東遷(とうせん)したことにより、利根川が増水すると、印旛沼に大量の水が逆流し、印旛沼周辺が洪水にみまわれ、大きな被害を受けるようになってしまいました。そこで洪水を防ぎ、干拓により新田開発をするため開削工事が行われました。工事は新川と花見川をつなげるというものでした。
 江戸時代だけで3回行われましたが、いずれも成功しませんでした。この絵図は2回目の安永・天明期のものと推定されます。
 所蔵者の信田家はこの工事に積極的に参画しており、指定文化財の附(つけたり)とした安永9年(1780年)の「下総国印旛沼新開大積り帳」と天明3年(1783年)の「印旛沼新堀割御普請目論見帳」もその時の資料で、当時の計画を知ることができます。

8 戒壇石〔銘・禁芸術売買之輩〕(かいだんせき:めい・きんげいじゅつばいばいのやから)

戒壇石〔銘・禁芸術売買之輩〕(かいだんせき:めい・きんげいじゅつばいばいのやから)  米本長福寺の山門前左側に建てられている戒めを説く石碑のことで、「芸術売買の輩を禁ず」と読みます。
 県内には長生郡長南町全應寺の他数ヵ所を数えるのみです。

 高さは2メートルもあり、天保9年(1838年)に建てられています。この戒めは曹洞宗の常済大師が書いた「座禅用心記」に出てくる言葉です。

 ここで言う芸術売買の輩とは今日の芸術家のような文化人のことではなく、物乞いまがいの門付けをする旅芸人を指し、寺の境内で大道芸を見せ商売にすることを禁じており、禅寺の風格を浮き彫りにしています。

9 七百餘所神社古墳

七百餘所神社古墳  村上の七百餘所神社(しちひゃくよしょじんじゃ)の手前の遊び場の中にあります。
 現状からは円墳が想定され、直径20メートル、高さ3メートルあります。
 古墳としての形状をよくとどめ、学習教材として適しています。

10 根上神社古墳

根上神社古墳  村上にある根上(ねのかみ)神社境内に所在する古墳で、市内最大の前方後円墳です。

 全長50メートル、後円部の直径35メートル、高さ3.5メートルあります。墳丘の中央部を削り、社殿を建てています。
 その他古墳の形状はよく保存されています。

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