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服部友則市長 所信表明

ページID:0001610 更新日:2021年6月15日更新 印刷ページ表示

 令和3年八千代市議会第2回定例会の開会に当たり、一言ご挨拶及び所信表明をさせていただきます。

 さる5月23日に執行された八千代市長選挙におきまして、市民の皆様からの信託を受け、引き続き、市政の舵取りを任させていただくこととなりました。
 本日、この議場におきまして、私の2期目の市政運営に当たり、所信の一端を申し上げることができますことは、まことに光栄でありますとともに、その重責に、改めて身が引き締まる思いであります。
 4年前の市長就任当時は、提案した当初予算案が4年連続で修正、決算についても2年連続で不認定という首長の行政手腕が疑われる状況でございました。1期目の所信表明でも申し上げましたが、行政の停滞は、市民にとって何の利益を生み出すものではないと考えておりましたので、私は、市民代表である議員の皆様に対し、十分にコンセンサスを図ることに努めてまいりました。この結果として、現在では、良好な信頼関係が構築できているものと考えております。このことは、議員各位のご理解とご支援の賜物であり、今後もこのような関係を継続してまいりたいと考えております。
 それでは、これからの任期4年間における私の思い描く未来像を含めた政策を申し上げます。

 まずは、新型コロナウイルス感染症対策でございます。
 4月28日より八千代市が千葉県まん延防止等重点措置区域に指定され、2度の期間延長を経て6月20日までの措置期間となっております。市民の皆様には会話の際のマスクの着用などの基本的な感染対策の徹底に加え、不要不急の都道府県間の移動、緊急事態措置区域との往来をお控えくださいますようお願いしているところでございます。また、事業者の皆様にも営業時間の短縮や酒類の提供を控えていただくなどのご協力をお願いするなど、市民や事業者の皆様には多大なるご負担をおかけしている状況でございます。このような状況を打開するためにも、まずは先月から開始しておりますワクチン接種を一日でも早く、一人でも多くの方に確実に実施することに全力を尽くしてまいります。
 そのほか、安全・安心のまちづくりの推進といたしまして、震災、風水害などの災害対策、子どもたちの熱中症対策を着実に進めてまいります。また、市内通学路の安全確保として,特に緑が丘西地区など新市街地における通学路の安全対策を充実してまいります。

 次に、子育て支援の充実では、学童保育所の不足地域への整備や放課後子ども教室の拡充、保育園の待機児童の解消を目指して保育園の整備を民間主導で進めてまいります。また、幼稚園教諭の処遇改善加算を検討するとともに、東葉高速線の通学定期の割引率の引き上げを実現するため、東葉高速鉄道に働きかけてまいります。

 次に、次代を担う人材育成を図るため、市内の全小中学校に整備されるタブレット端末等を授業やご家庭での学習に活用いたします。また、高校生の就職希望先には地元志向が強い傾向が見られることから、地元企業の雇用とインターンシップの機会拡充を商工会議所等と調整を図ってまいります。

 次に、高齢者・障がい者の方も住みやすいまちづくりを目指し、介護老人保健施設、介護医療院を増設し、リハビリ環境を充実いたします。また、歩道における舗装の劣化など、まちに潜むバリアフリー未対応箇所へ対応いたします。

 次に、市内の移動を便利にするため、都市計画道路3・4・1号新木戸上高野原線の早期開通に取り組みます。
 また、運転免許証を自主返納した高齢者の方に交付している「高齢者運転免許証自主返納支援タクシー券」を継続しながら、他のタクシー券と整理を行い、利用者の利便性の向上を図ってまいります。

 次に、老朽化に伴い市内に増える跡地の利活用については、八千代台東第二小学校跡地を一時避難場所としても活用できる広場へ、千葉県教職員住宅跡地を児童発達支援センター、すてっぷ21大和田の移転先として整備を進めてまいります。

 次に、八千代台駅、勝田台駅の公衆トイレの改修、移転を検討している高津支所の代わりとなる施設の設置などについて、市民の皆様の声を反映し、使いやすく整備いたします。

 次に、八千代市の魅力をアップするため、京成線沿線の駅周辺市街地の活性化を推進してまいります。

 これらの政策を、令和10年度を目標年次とした「第5次総合計画」において、実現させるべく取り組んでまいります。本計画の、目指すまちの姿を示した将来都市像「人がつながり 未来につなぐ 緑豊かな 笑顔あふれるまち やちよ」の実現に向けて、市民の皆様が住んでいて良かったと実感していただくために、計画の推進に全力を注いでまいります。

 本市は、来年、令和4年1月1日に市制施行55周年を迎えます。昭和42年の市制施行以降、首都圏のべッドタウンとして京成本線及び東葉高速線の鉄道沿線を中心とした宅地造成に伴う急速な都市化が進み、都市と自然のバランスを保ちながら、人口約4万人から、昨年3月末に住民基本台帳に基づく人口が20万人を超える都市に成長いたしました。これは、市の発展のために努力を惜しまなかった先人の皆様のおかげであり、このことに感謝の念を捧げる次第でございます。

 以上、私の2期目の市政運営に当たりまして、所信の一端を述べさせていただきましたが、20万都市八千代の未来を担い、更なる本市の発展のため、市民の皆様、市議会議員の皆様と一緒に全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、何とぞ御協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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