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平成20年度当初予算の概要

ページID:0002451 更新日:2013年4月1日更新 印刷ページ表示

 20年度の予算案が第1回定例市議会で可決されました。一般会計、5特別会計、2企業会計を合わせた総予算額は、832億8,501万8千円です。この内、一般会計は、前年度の当初予算と比べ2.1パーセント減の459億2,700万円です。20年度予算の各会計ごとの概要と一般会計の主要事業について、お知らせします。

一般会計

一般会計当初予算は2.1パーセント減の459億2,700万円

歳入合計 459億2,700万円

歳入合計の画像

歳出合計 459億2,700万円

歳出合計の画像

一般会計の主要事業を後期基本計画の5本の柱に沿って紹介

 今年度は、後期基本計画・第4期実施計画の初年度に当たります。ここでは、主要事業について、後期基本計画の5本の柱に沿って紹介します。

1.健康福祉都市をめざして

保健・医療・福祉が一体となったまちづくり、また、お互いが思いやりと感謝の気持ちで支え合う地域社会を目指し、各種事業を行います。

新規事業

  • 障害者援護事業(障害者福祉センター整備)…1,300万円

 障害者の地域生活支援の中核施設として、情報の提供や交流の促進を目的とした施設を整備します。

  • 障害者援護事業(障害者グループホームケアホーム運営補助金)…382万8千円

 グループホームケアホームなどの運営の安定を図り、障害者が地域の中で生活できる場の確保を一層促進することにより、福祉の増進を図ります。

  • プレーパーク事業…669万9千円

 子どもが自分の責任で自由に自然の中で遊ぶ場所を提供するため、県立八千代広域公園事業地内の自然林などを市民NPO法人行政が協働で整備します。

  • 予防接種事業(麻しん排除対策)…2,540万3千円

 麻しん排除を達成するため、時限的に中学1年生及び高校3年生に相当する者を定期予防接種対象者として追加します。

継続事業

  • 保育園民間移管事業…608万円

 公立保育園を適正配置し、在宅支援(地域子育て支援センター)を充実するため19年度から平成21年度まで1園ずつ民営化を推進します。今年度は大和田西保育園。

  • 母子(父子)寡婦等福祉事業(母子家庭自立支援給付金)…374万7千円

 母子家庭の経済的自立支援を図るため、教育訓練講座を受講するなど自主的に就業能力の開発を行う母子家庭の母に給付金を支給するとともに、常用雇用する事業主に対して奨励金を支給します。

  • 子ども医療費助成事業…3億9,718万円

 子どもの保健対策の充実及び保護者の経済的負担の軽減を図るため、現行の助成対象年齢である小学校就学前までに加え、入院に限り助成対象年齢を中学3年生まで引上げて助成します。

  • 地域医療対策事業(東京女子医科大学附属八千代医療センターの建設及び運営等に関する財政支援)…8億円

 地域医療体制の向上とともに、地域の医療機関と連携して市内の医療課題に対応することを目的として、引き続き財政支援を行います。

  • 成人保健事業…5億1,147万1千円

 成人期における健康の保持増進のため、各種検診などを実施し、市民の健康づくりを推進します。

  • 母子保健事業(妊婦健康診査)…6,278万1千円

 妊婦健康診査の助成回数を、2回から5回に増加し、母体胎児の健康を確保します。

2.人間尊重都市をめざして

 市民一人一人が学習する機会に恵まれている地域社会、文化芸術スポーツと触れ合うことができる地域社会、子どもたちの健全な成長を願う教育環境の充実や性別などによる差別のない男女共同参画社会を目指し、各種事業を行います。

新規事業

  • 総合生涯学習プラザ運営管理事業(生涯学習ボランティアバンク整備)…17万6千円

 生涯学習情報提供システムを活用して、生涯学習ボランティアを支援推進するための生涯学習ボランティアバンク制度を整備していきます。

継続事業

  • 外国語指導助手派遣事業(小学校英語活動助手派遣)…1,600万円
  • 特別支援教育振興事業…2,992万3千円

 障害のある児童生徒一人ひとりの教育ニーズを把握し、適切な指導及び必要な支援の充実を図ります。また、通常の学級に在籍する発達障害などのある児童生徒を支援するため、特別支援教育支援員を配置します。

  • 適応支援センター運営事業…234万7千円

 不登校児童生徒の学校復帰を目指し、体験活動を重点とした支援援助を行います。

  • 小学校施設整備事業(小学校屋内運動場地震補強)…2,996万6千円

 耐震診断結果を受け、引き続き耐震対策を講じます。

  • 中学校施設整備事業(大和田中学校屋内運動場不適格改築)…3億5,000万円

 建設後35年余り経過し、著しい老朽化に伴い授業に支障が出ること、また、耐震性に問題があるため改築を行います。

  • スポーツ振興事業(第65回国民体育大会準備)…660万5千円

3.安全環境共生都市をめざして

 防災消防体制の充実、地球規模的な視点に立った環境対策、ごみの安全処理体制の充実や減量化の推進、環境美化の推進などを目指し、各種事業を行います。

新規事業

  • 防犯対策事業(防犯等緊急メール配信)…63万円

 携帯電話のメール機能を利用し、不審者情報などを配信することにより市民の安全を確保します。

  • 環境保全活動事業(谷津里山保全計画策定)…315万円

 谷津里山を保全するため、谷津里山の状況を調査のうえ、保全する地域を選定し、その地域の保全計画を策定します。

継続事業

  • 災害対策施設整備等事業(防災行政用無線整備)…1,060万1千円
  • 災害対策施設整備等事業(防災備蓄品等整備)…695万7千円
  • 防災啓発事業(自主防災組織創設育成)…754万9千円

 自主防災組織の結成の促進及び健全な育成を図るため、補助金の交付を行うほか、防災資機材の貸与及び消火器薬剤の無償詰め替えを行い、組織の充実強化を図ります。

  • 防犯対策事業(防犯灯設置及び維持管理補助金)…3,858万円
  • 最終処分場恒久対策事業…14億2,405万1千円

 最終処分場の遮水シート破損に伴う緊急対策である地下水汚染の拡大防止対策事業の完了に続き、使用再開するために必要となる施設整備を18年度から20年度までの3か年継続事業で実施します。

  • 勝田川改修事業…1,862万5千円
  • 急傾斜地崩壊対策事業…3,290万円
  • 消防団施設管理事業…3,247万3千円

 第3分団第12分団車両を更新します。

4.快適生活空間都市をめざして

 生活者や利用者の視点に立った交通道路などの整備、将来のまちづくりを見据えた市街地の整備や、潤いとやすらぎを与えてくれる緑地や公園の整備などの各種事業を行います。

継続事業

  • 東葉高速鉄道支援事業(出資利子補給)…7億3,200万円
  • 道路改良事業(勝田台北口下高野線他)…4,605万1千円
  • 公共交通対策事業(ノンステップバス整備事業費補助金)…263万2千円
  • 公共交通対策事業(公共施設循環バスの今後のあり方の検討)…300万円
  • 公共施設循環バス運行事業(公共施設循環バス運行経費補助金)…4,800万円
  • 建築事務事業(木造住宅等耐震診断補助金)…180万円
  • 市街地整備推進事業(西八千代北部特定土地区画整理事業負担金)…4億9,500万円
  • 大和田駅南地区土地区画整理事業…6,679万5千円
  • 街路建設事業…3億5,469万1千円

 都市計画道路341号新木戸上高野原線、346号八千代台花輪線、3412号八千代台南勝田台線、872号西八千代向山線の建設などを推進します。

  • 県立八千代広域公園建設事業(県立八千代広域公園建設負担金)…4,376万円
  • 緑地保全事業(高津小鳥の森及び八千代台北子どもの森用地取得)…3億8,661万1千円

5.産業活力都市をめざして

 生産性の高い活力ある都市型農業の確立、集客力のある商業環境づくりなど、産業経済の振興に向けた各種事業を行います。

新規事業

  • 園芸振興事業(全国ナシ研究大会支援事業補助金)…240万円

 第57回全国ナシ研究大会(千葉県大会)における八千代市園地視察の受入れ活動などに対して助成します。

  • 園芸振興事業(オリジナルブランド産地づくり支援事業補助金)…224万円

 特色ある農作物の生産など産地づくりのために必要な共同利用機械の整備に助成し、園芸農業の振興を図ります。

継続事業

  • 農業生産基盤整備事業(水田再基盤整備)…1,297万8千円

 将来にわたって保全すべき優良農地を水田再基盤整備事業で整備します。(県営睦東部I期地区県営平戸II期地区)
産業政策事業

  • 八千代ふるさと親子祭補助金…800万円
  • 八千代どーんと祭補助金…480万円
  • 商工振興事業(商業活性化推進事業補助金)…430万円
  • 中小企業資金融資事業…3億3,487万9千円

計画推進のために

 「市民との協働」「市民自治の創造」「自立する行政」の観点から「パートナーシップによる市政運営と市民自治の推進」を基本方針に定め、構想計画を推進するため、各種事業を行います。

新規事業

  • 財産管理事業(財産台帳整備)…1,260万円

 既存の財産台帳を再確認し、新たに公有財産の台帳整備を行い、適正な管理に努めます。

  • 企画政策調整事業(都市機能分析業務委託)…494万5千円

 第4次総合計画策定に向けた市の現状と課題を検討するため、都市機能分析業務を委託します。

  • 国際推進事業(友好都市提携)…284万5千円

 バンコク都とのこども親善大使による交流20年を迎えるにあたり、教育文化などを通じ相互の親善友好を深めるため友好都市提携を締結します。

  • 基幹情報システム検証事業…1,000万円

 大型はん用コンピューターシステムを利用した基幹情報システムの運用効率性や分散システム保有課との連携などの現状を検証し、今後のシステム構成運用などに反映させます。

  • 情報化推進事業(電子申請システム整備)…541万円

 市への各種申請届出手続について、従来の書面による手続に加えて、インターネットを利用して行える電子申請システムを導入します。

継続事業

  • 契約管理事業(電子入札の実施)…578万5千円
  • 八千代こども国際平和文化事業…933万5千円

 第20回八千代こども親善大使のバンコク派遣及び第17回バンコク子ども親善大使受入などの事業を実施します。なお、交流20年を記念し、派遣受入ともに親善大使の人数を例年の10人から20人に増員します。

特別会計

特別会計5会計の当初予算は262億4,039万4千円

特定の事業を行う場合や特定の歳入を特定の歳出に充て、一般会計と区別する必要があるときは、特別会計を設置することができます。市には国民健康保険事業や介護保険事業など五つの特別会計があり、当初予算の合計は前年度比26.4パーセント減の262億4,039万4千円になりました。
今年度は、老人保健制度に代わり後期高齢者医療制度が創設されたため、新たに後期高齢者医療特別会計を設置しています。また、これまであった“公共下水道事業特別会計”が企業会計に移行しています。

【1.国民健康保険事業174億1,989万9千円(前年度比2.8%増)】

 いざというとき、安心して医療が受けられるように、加入者が保険料を出し合い助け合う制度です。加入者は約5万3,000人を見込んでいます。

【2.老人保健9億7,134万8千円(前年度比89.2%減)】

 受給対象者を約1万2,400人と見込み、20年3月診療分の老人保健法対象者に係る診療費です。

【3.介護保険事業62億2,686万2千円(前年度比4.1%増)】

 介護が必要とされた要介護認定者(約2,900人見込み)に、在宅や施設サービスなどを提供します。また、要介護状態への悪化を防止するため、支援が必要とされた要支援認定者(約1,600人見込み)に介護予防サービスを提供します。

【4.墓地事業5億837万2千円(前年度比319.2%増)】

 墓地施設を3か年【継続事業】で建設します。

【5.後期高齢者医療11億1,391万3千円(新規)】

 75歳以上の人と一定の障害がある65歳以上の人が対象の医療制度の保険料を管理します。徴収対象者を約1万2,800人と見込んでいます。

公営企業会計

2公営企業会計予算は111億1,762万4千円に

【水道事業会計58億2,679万4千円(2.8%増)】

 必要な経費は、すべて事業経営に伴う収入で賄う“独立採算制”をとっています。会計は、収益的収支と資本的収支に分けられます。主要事業として、石綿セメント管からダクタイル鋳鉄管への布設替えなどを行います。

区分 20年度予算 増減(対前年度比)
収益的 収入 35億2,800万円 1.8%増
支出 32億1,120万5千円 4.8%減
資本的 収入 14億9,405万7千円 55.6%増
支出 26億1,558万9千円 13.9%増

[収益的収支]

 経営活動の収支。主な収入は水道料金や納付金、主な支出は受水費や消毒用薬品代、企業債利息。

[資本的収支]

 将来に備えた施設設備に伴う収支。主な収入は、企業債や負担金。主な支出は建設費や企業債償還金。収入が支出に対して不足している分は、内部留保資金などで補います。

【公共下水道事業会計52億9,083万円(新規)】

 20年度より公営企業に移行。会計は、収益的収支と資本的収支に分けられます。主要事業として、汚水や雨水排水管渠(かんきょ)整備などを行います。

区分 20年度予算 増減(対前年度比)
収益的 収入 28億9,853万3千円 新規
支出 28億7,948万4千円 新規
資本的 収入 13億8,505万6千円 新規
支出 24億1,134万6千円 新規

[収益的収支]

 経営活動の収支。主な収入は下水道使用料や雨水処理負担金。主な支出は流域下水道維持管理費、企業債利息。

[資本的収支]

 将来に備えた施設整備に伴う収支。主な収入は、企業債や国庫補助金。主な支出は、建設費や企業債償還金。収入が支出に対して不足している分は、内部留保資金などで補います。

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