消防本部では、令和5年8月16日、17日の2日間、上下水道局の協力により、解体中の旧上下水道局を使用して救出訓練を実施しました。
中央消防署と東消防署の救助隊員が、2日間延べ34名参加し、大規模災害等を想定としたブリーチング訓練を実施し、要救助者の発見から救出までの一連の活動を行ったことで、活動の再確認ができた有意義な訓練でした。 今後も同様な訓練を継続して行い、救助技術の向上に努め、市民の安心・安全に努めてまいります。
ブリーチングとは
地震等で、倒壊した建物内に生き埋めになった人を捜索し、発見した場合に、建物の鉄筋コンクリートの壁や床に、エンジンカッター、削岩機等を使用して開口部を作成し、建物内から救助する手法です。
今回の訓練では、「安全・確実・迅速」に進入口・救出口を作成することができました。

解体中の旧上下水道局 訓練参加隊員

実施する活動を協議・決定する様子 床面に対して切り込みを入れる様子

ハツリ作業を行う様子 ボイド管を除去する様子

鉄筋を除去する様子を閉鎖空間側から 救出のため隊員が進入する様子

担架を使用し吊り上げて救出する様子 1日目の活動完了した参加隊員