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令和4年の救急出動件数は11,509件、搬送人員は8,538人で、救急出動件数、搬送人員とともに過去最多を記録しました。(前年比+2,073件、+823人)
これは1日に平均31.5件、およそ45分40秒に1件出動しました。
出動件数を事故種別でみると、急病が7,896件と最も多く、全体の68.6%を占めています。(前年比+1,768件)次に怪我等の一般負傷1,698件(前年比+313件)、交通事故525件(前年比+59件)となります。
死亡 | 重症 | 中等症 | 軽症 | 合計 | |
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高齢者 | 86 | 523 | 2,516 | 2,052 | 5,177 |
成人 | 18 | 143 | 860 | 1,521 | 2,542 |
少年 | 0 | 4 | 96 | 207 | 307 |
乳幼児 | 2 | 10 | 167 | 310 | 489 |
新生児 | 0 | 2 | 18 | 3 | 23 |
合計 | 106 | 682 | 3,657 | 4,093 | 8,538 |
搬送人員を年齢区分別でみると、高齢者が5,177人と最も多く全体の60.6%を占めています。次に成人2,542人、少年307人、乳幼児489人、新生児23人となります。(前年比高齢者+487人、成人+145人、少年+51人、乳幼児+148人、新生児-8人)
年齢区分
新生児:生後28日未満
乳幼児:生後28日以上満7歳未満
少年:満7歳以上満18歳未満
成人:満18歳以上満65歳未満
高齢者:満65歳以上
過去5年の推移は、平成30年から令和元年まで出動件数と搬送人員は増加しており、令和2年は出動件数と搬送人員ともに減少していましたが、令和3年から令和4年までは出動件数と搬送人員ともに増加しています。
救急需要は高齢化の進展、疾病構造の変化などにより増加傾向にあります。特に高齢化の影響は大きく、搬送された方の6割が65歳以上の高齢者となり、今後も高齢化の進行により救急出動件数は増加することが予想されます。