本市における令和5年の熱中症に係る救急搬送状況について(調査期間:令和5年5月1日~令和5年10月1日)
熱中症による出動件数:88件、搬送人員:90人です。(令和5年10月1日現在)
詳細は以下の表をご覧ください。
八千代市では、熱中症で救急搬送された方々の約54.4%は、65歳以上の年齢層に属しており、そのうち72.8%の方が屋内で発症し、特に75歳以上の方に多くみられました。一方、屋外での発症は10代の若者に多く、その80%が日中の運動をきっかけに救急搬送される傾向がみられました。
過去3年の熱中症搬送状況
年度 |
出場件数 |
搬送人員 |
令和3年 |
49件 |
49人 |
令和4年 |
58件 |
58人 |
令和5年 |
88件 |
90人 |
熱中症とは
気温や湿度が高い環境の中で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなる状態です。
熱中症になりやすい日
- 気温が高い日(28℃以上)
- 湿度が高い日(70%以上)
- 風が弱い日
- 急に気温が上昇した日(梅雨明けなど)
- 熱帯夜の翌日※最高気温が30℃以上の日を「真夏日」、夜間の最低気温が25℃以上の日を「熱帯夜」といいます。近年、真夏日や熱帯夜が増えていることが熱中症の患者数、死亡者数の増加の大きな原因となっています。
熱中症になりやすい人
- 乳幼児
- 高齢者
- 肥満の人
- 持病(高血圧、心臓疾患、糖尿病、精神神経疾患)のある人
- 体調が悪い人(二日酔いの時・朝食を食べていない時・睡眠不足の時も注意が必要です)
八千代市健康福祉部健康づくり課より
子どもと高齢者の特徴
子どもは体温調節機能が未熟なため熱中症になりやすく、高齢者は暑さを感じにくいなどのことから、自覚がないのに熱中症になる危険があります。
熱中症の予防法
1 喉が渇く前に水分の補給を行いましょう
【水分補給が必要な時】
- 朝起きた時、運動前、外出前、飲酒後、入浴前、寝る前
※運動量が多い場合や多量の汗をかいた時には、塩分も一緒に補給しましょう。
※0.1~0.2%程度の食塩水(1リットルの水に1~2gの食塩)が適当です。
※外出時の水分補給のために、水筒等を持ち歩くようにしましょう。
2 暑さを避けましょう
- 日傘などで直射日光に当たらないようにしましょう。
- 温度が28℃以上になったら、冷房を使いましょう。
- ブラインドやすだれを活用し、窓からの日射を遮るようにしましょう。
- 襟元はゆるめて通気し、ゆったりした涼しい服装をしましょう。
3 暑さに負けない身体づくりをしましょう
- 食事からも水分を補給しています。食事量が少ない時は、意識して水分を摂りましょう。
- たんぱく質や脂肪を多く含む食品を食べるようにしましょう。
- 体調が悪い時には、無理して活動しないようにしましょう。
八千代市健康福祉課健康づくり課より
こんな時は119番!
- 自分で水が飲めなかったり、脱力感や倦怠感が強く、動けない場合は、ためらわずに救急車を呼んでください。
- 意識がない(おかしい)、全身のけいれんがあるなどの症状を発見した人は、ためらわずに救急車を呼んでください。
関連情報
【千葉県庁】
【厚生労働省】
【環境省】
【総務省消防庁】
<外部リンク>
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