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本当に救急車が必要ですか?
八千代市では、平成29年4月1日から常時6台の救急車を稼働させ、日々の救急要請に対応しています。
119番通報で救急車の要請を受けると一番近くに待機している救急車が対応していますが、救急出動が重なると、近くにいるはずの救急車が出動中の場合もあるため、遠くから別の救急車が対応することになります。そのため、「傷病者」のもとへ駆けつけるまでに時間を要してしまい、このままでは生命の危険が及んでいる人への対応が間に合わなくなる可能性があります。
救急車は、災害や急病などにより「緊急」に病院へ搬送しなければならない「傷病者」を早期に搬送する手段として、とても重要な共有財産です。
「緊急」とは迅速に病院へ搬送し、医師の治療を受けなければ生命に危険を及ぼす状態などを言います。
明らかな軽いケガや、症状が軽く緊急性のない様子であれば、自家用車や公共交通機関等を利用するようお願いします。
今、本当に救急車を必要としている人のために、救急車の適正利用にご理解ご協力をお願いします。
令和2年の軽症者数の割合は42.8%であり、令和元年の軽症者数の割合に対し減少がみられました。令和3年は43.9%と横ばいで推移するも、令和4年および令和5年は47.9%と軽症者の割合に増加がみられました。
救急需要は高齢化の進展、疾病構造の変化などにより増加傾向にあります。特に高齢化の影響は大きく、搬送された方の6割が65歳以上の高齢者となり、今後も高齢化の進展により救急出動件数は増加することが予想されます。
総務省消防庁から救急車を上手に利用するために作成されました。イラストを使って分かりやすく掲載されています。
高齢者・成人・小児それぞれの年代別に緊急性が高いと考えられる症状の解説と、救急車を呼ぶとき役立つリーフレットです。
「緊急性が高いかどうか自分で判断できない」「救急車を呼ぶほどではないけど受診したい、相談したい」というときは、電話やインターネット・スマートフォンですぐに相談することができます。判断に迷った時にはぜひ活用ください。
下記リンクページをご覧ください。
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患者等搬送事業(民間救急)とは、通院や入退院などの緊急性がない場合や、社会福祉施設等への送迎を提供する民間の事業者が行う搬送業務サービスです。
救急車を呼ぶほどではないが、寝たきりの方や車椅子の方等、本人や家族だけでは移動できない場合などにご利用ください。
※救急車とは違い、緊急走行や医療行為は行いません。(応急手当のみ)
※通常は有料で予約等も必要になります。