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心肺蘇生法のガイドラインは、国際的な機関により5年ごとに改正されます。
令和4年に総務省消防庁より「心肺蘇生法の指針2020(市民用)」が示されたことに伴い、「心肺蘇生法の手順」「心肺蘇生法の動画(YouTube)」「心肺蘇生法等のリーフレット」を作成しました。
誰かが倒れているところを目撃・発見した場合は、周囲の状況が安全かどうか確認します。
傷病者の肩をやさしく叩きながら、大きな声で呼びかけ、目が開くなどの応答の有無を確認します。
大声で応援を呼んで、119番通報とAEDを持ってくるよう頼みましょう。
119番する際は、今いる場所が「八千代市」であることを告げ、通信指令員の指示にしたがってください。
10秒以内で胸と腹の動きを観察します。動きがない、または普段どおりの呼吸でないと判断した場合(わからない場合も含む)は、ただちに胸骨圧迫を開始してください。
胸の真ん中にある「胸骨」の下半分を「強く」「速く」「絶え間なく」圧迫します。
圧迫の深さ:約5センチ
圧迫のテンポ:1分間に100〜120回
人工呼吸の技術を身につけており、感染防護具がある場合は、頭部後屈あご先挙上法による気道確保を行い、胸が軽くあがる程度の息を2回吹き込んでください。(胸骨圧迫の中断は10秒以内)
(1)AEDの電源を入れます。
(2)電極パッドを袋から取り出し、胸の右上(鎖骨下で胸骨右側)と胸の左下(脇の下から5〜8センチ下、乳頭の斜め下)の肌に直接、貼り付けます。
(3)AEDが解析を始め、電気ショックが必要な場合は、自動的に充電が開始されます。
(4)傷病者に触れていないことを確認し、「ショックボタン」を押してください。
AEDは2分おきに自動的に心電図解析を行います。
音声メッセージにしたがって傷病者から手を離し、周りの人も傷病者から離れます。
以後は、心肺蘇生とAEDの使用の手順を救急隊員と交代するまで繰り返します。
心肺蘇生法(市民用)のデモンストレーション動画を作成しました。
・心肺蘇生法(市民用)のデモンストレーション<外部リンク>
「心肺蘇生法の手順」と「気道異物の除去とファーストエイド」に関するリーフレットを作成しました。
以下によりダウンロードをして、学習用資料等でご活用ください。
(救命講習を受講される方は、受講日の当日に配布します。)