ガソリンや軽油の危険性
- 軽油は+40℃程度、ガソリンは-40℃の気温下でも気化し、小さな火源でも引火する物質です。
ガソリンや軽油の蒸気は空気より重いので低所に滞留しやすく、離れたところにある思わぬ火源(ライターの裸火、静電気、衝撃の火花等)によって引火する危険性があります。
また、ガソリンや軽油を大量に保管すると火災危険性が高まるとともに、一旦火災が発生すると大きな火災となる危険性があります。
法令に適合した容器の使用を
- ガソリンや軽油を運搬する場合、消防法令に適合した容器(危険物保安技術協会で性能試験確認済みの金属製の携行缶等)に入れなくてはなりません。
特に、灯油用ポリ容器にガソリンを入れることは非常に危険ですので、絶対に行わないでください。
注)ガソリン携行缶の取り扱いについては、関連ホームページの「ガソリン携行缶を安全に取り扱うための注意事項」を参照してください。
ガソリン携行缶を安全に取り扱うための注意事項 [PDFファイル/79KB]


セルフスタンドでは
- セルフスタンドでは利用者自らがガソリンや軽油を容器に入れることはできませんので、購入の際は従業員に相談してください。
また、一部のセルフスタンドではそれぞれの事業所の方針として、ガソリンや軽油を容器へ詰め替えること自体を、安全管理上お断りしているところがありますので従業員の指示に従ってください。
一般家庭で保管する際の注意事項
- ガソリンは火災発生の危険性が極めて高く、火災が発生すると爆発的に延焼拡大するため、ガソリンを容器に入れて保管することは極力控えてください。
- 軽油は大量に保管すると、火災発生の危険性が高まるとともに、火災が発生すると大規模な火災となる危険性が高いため、大量保管することは極力控えてください。
- 保管する場所は風通しが良く、日光が直接当たらず、高温にならない場所に保管してください。
※上記に関する詳細なご質問は、予防課指導係危険物担当までお問い合わせください。
<外部リンク>
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