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ゼロカーボンシティを宣言しました
八千代市では、脱炭素社会への取組を通じて地球温暖化に向き合う姿勢を⽰すため、令和2年12月7日、定例市議会においてゼロカーボンシティを宣言しました。
背景
近年、猛暑や集中豪雨など、地球温暖化が原因とされる気候変動による影響が深刻化しています。2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書において、気温上昇を2度よりリスクの低い1.5度に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることが必要とされ、この目標達成に向け日本の自治体でも動きが拡大しています。
八千代市ではこれまでも、家庭における住宅用省エネルギー設備等補助金の交付やゴミの減量化や再資源化の啓発等により二酸化炭素排出の削減を進めてきましたが、これらの状況を踏まえ、八千代市としてもここに「2050年二酸化炭素の排出量実質ゼロ」を目指すことを宣言し、取り組みを進めます。
宣言内容
【答弁】
本市では、第5次基本構想(案)の将来都市像の実現に向けた5つの柱に掲げております「快適で環境にやさしいまちづくり」を、その目標達成に向け、持続可能なまちづくりに向けた環境保全活動の推進と循環型社会の形成に取り組むこととともに、本市としても脱炭素社会への取組を通じて地球温暖化に向き合う姿勢を示すことが大切と考えております。
そこで、本市においてもゼロカーボンシティの実現を目指すことを宣言いたしたいと思います。
2050年ゼロカーボンシティ実現に向けた取組など
・八千代市第3次環境保全計画(改訂版)は、社会情勢の変化等により、必要に応じて見直しを行います。
・国や県、市民や事業者等と連携・協力しながら、計画の推進に努めています。
ゼロカーボンに関連する計画など
本市では、ゼロカーボンに関連する計画などを策定しています。
- 「八千代市第3次環境保全計画(改訂版)」を策定しました(令和6年3月策定)
- 「八千代市地域脱炭素ロードマップ ~ 2050年脱炭素社会を目指して ~」を策定しました(令和6年3月策定)
- 「八千代市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)(第5次改訂版)」を策定しました(令和6年3月策定)
事業者と連携した取組
本市では、事業者と連携・協力した取組の推進に努めています。
- 大多喜ガス株式会社及び東京ガス株式会社とカーボンニュートラルシティ実現に向けた包括連携協定を締結(令和4年12月)
- 株式会社アーステクニカとゼロカーボンシティ実現及び市域防災機能の強化に向けた包括連携協定を締結(令和5年9月)
実施している補助金
家庭における地球温暖化対策の推進に加え電力の強靭化を図るため、省エネルギー設備などをこれから導入する人に、その費用の一部を補助します。
市民への啓発など
地球温暖化防止のために、市民のみなさんがご家庭で取り組めるものなどを紹介しています。